メールは必要最小限!? 社交上手な人が実践する「相手の心をつかむレター術」
2.出先から絵ハガキを送る
新聞社で働く知人女性とカフェで待ちあわせをしていたときのことです。時間より早めにテーブルに着いていた彼女は、何かを書いているところでした。「いまクライアントに絵はがきを書いているから、少し待ってくれる?」と、5分ほどでハガキを書きあげました。
「いつもお客さんにハガキを書いているの?」と聞くと「初めて一緒に仕事をしたり、依頼をくれたりした人に出すの。お礼とあいさつを兼ねてね」という返事が。
以前、一緒に仕事をした相手に旅行先から変わった絵ハガキを送ったところ大ウケし、よく仕事の依頼がくるようになったそう。
それからは、初めて自分に関わってくれた人に出先からハガキを出すのが彼女の習慣になったといいます。
「自分のことはあまり書かない。
書くことは2、3行でいいけど、『最近どうしていますか? 連絡を楽しみにしています』の一言を忘れない」ことがコツだと語る彼女。
いろいろなところに顔がきく秘けつは、こういうところにあるんだな〜、と感心したのを覚えています。
「PCやスマホだけでは、人の心をつかめない」と彼らにいわれ、筆者も反省することが多かったです。
手で書いたものからは、その人の人柄や気持ちがじかに伝わってくるもの。ちょっとした手間を惜しまずペンを走らせる習慣を身につけられれば、社交上手になるのもそう難しくないでしょう。
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