寝ても寝ても眠いのは何で? 睡眠の質を上げる効果的なモノ5つ

「寝つきが悪い」「寝ても、寝ても、寝たりない」。このような働く女性の悩みを最近よく耳にします。

目次

・ホットミルク
・ハーブティー
・バナナ
・レタス
・さくらんぼ


ベッドで熟睡する赤ちゃん

(c)kristall - Fotolia.com



そんな人は食生活から改善してみて。寝つきがよくなる飲み物や食べ物を取って、質のよい睡眠を手に入れましょう。

■ホットミルク

心地よい眠りにつくために、ホットミルクを試したことのある方は多いのではないでしょうか。

牛乳が睡眠によく効くのは、含まれているトリプトファンという成分のおかげ。

トリプトファンは脳内でセロトニンという睡眠物質をつくってくれるので、グッスリと眠れるのです。

また、ホットミルクを飲むと一時的に体温があがったあと、少しずつ体温がさがっていくのも睡眠に効果のある理由。


人は体温がさがるときに眠気が生じるため、就寝前に飲むことで眠気をうながすことができるのです。

■ハーブティー

ハーブティーにも、寝つきをよくする効果のあるものがいくつかあります。

代表的なものは、カモミールやミント、ラベンダー。これらのハーブは心を落ちつかせ、リラックスさせてくれます。

ハーブティーの独特な香りが苦手という方は、蜂蜜を入れたり、いくつかのハーブをブレンドすると飲みやすくなります。


■バナナ

バナナに含まれるマグネシウムとカリウムは不眠症に大きく関わっているとされるミネラルです。

これらのミネラルが足りなくなると、なかなか寝つけなかったり、ひんぱんに目覚めてしまうといった睡眠障害が発生します。

就寝前にバナナを食べることによって、それを解消してくれる効果があるのです。

■レタス

レタスにはメラトニンという成分が多く含まれています。

メラトニンは脳内ホルモンのひとつで、私たちの睡眠をコントロールし、脳が体内時計を正しく管理するのを助けてくれます。

メラトニンは食べ物から取った場合も体に吸収されるため、それを多く含んだものはとても効果があります。

ただし夜ふかしをしたり、昼夜逆転の生活を続けていると、メラトニンがきちんと分泌されなくなってしまい、体内時計が狂ってしまうので注意してください。


■さくらんぼ

レタスと同じようにメラトニンが多く含まれているのがさくらんぼ。

1日の必要最低限のメラトニンはなんと、さくらんぼジュース大さじ2杯で取れてしまいます。

また、さくらんぼの種類によってもメラトニンの量が違います。酸っぱいさくらんぼの方が甘いさくらんぼよりも多く含まれています。

そのため、よく眠りたい方は、酸っぱいさくらんぼや、さくらんぼうのジュースを取るとよいでしょう。


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