人生の先輩から学ぶ 、40代で考えるべきこととは?
長い人生を “元気に楽しんで” 過ごすためには?ITに翻弄される毎日、スピードが命の現在。研究職もスピードがものをいいます。そんな中でふと穏やかでアナログな時の流れを感じた瞬間でした。戦後の日本を立て直し、日本の高度成長を支えてきたこの世代。乗り越え、経験してきたからこそ持つこの余裕感。今の私、現代の人たちに彼らの意見や空気感は必要であると感じました。
話も自らの経験をもとに話をしてくださいました。どう感じたか、どう見てきたか、話の興味はつきません。
そして最も興味を持ったのは、
「どうしてこんなにお元気なのか、どうして楽しそうなのか」ということ。
© contrastwerkstatt - Fotolia.com
今も活発に活動されているが、それは今に始まったことではなく、
若い頃から活動的であるということ。習慣というのは年齢を重ねてから変えるのは難しい。今でさえ、自分の生活の傾向をなんとか変えようとしてもかなりの努力が必要になります。
今回お会いした高齢の方がたは、日常的に
運動をすること、
人とたくさんコンタクトを取り、
趣味を楽しみ、
おしゃれをして外へでかけることを億劫に思わず、それらは日常的なことであるようでした。
© michaeljung -Fotolia.com
シンプルな食事で人を家に招き、残りの布でさっとお裁縫をしブラウスを作る、自転車に乗り風を感じる。楽しくて仕方がないという。ゆるやかな時間を感じるけれど、次の予定を聞くと、ポケットからスマホを取り出しスケジュール表をチェックする。ちゃんと時代の波にも乗っているのです。