連載記事:法律で切るママトラブル
時短勤務、育児時間…弁護士が教える、働くママをサポートする制度と法律(法律で切るママトラブル Vol.11)
時短勤務や育児時間を利用した際のお給料は?
時短勤務や育児時間を利用した場合、働いていない時間部分のお給料については、育児休業法や労働基準法に定められておらず、使用者(=会社)ごとの判断ということになります。時短勤務や育児時間を取った際に、働いていない時間部分のお給料も払いますと定めている会社は多くはないので、基本的に無給ということになります。
短勤務を利用して額面でのお給料が減ったとしても、住民税や社会保険料がすぐに下がるわけではないので、「思っていた以上に手取りが少ない!」ということもあります。そうなったときに慌てないで済むよう、時短勤務や育児時間は、お給料とのバランスも考えて計画的に利用しましょう。
まとめ
子育てと仕事のバランスがとれるよう、時短勤務や育児時間を利用した際にも満額のお給料を払ってくれる使用者が増えてくれればよいのですが、個々の企業努力に任せるには限界もあります。政府が一億総活躍をうたうのであれば、企業への補助などを期待したいところですね。
あとがき
休日、子どもと遊んであげようかと思うのですが、イマイチ何をして遊べばよいのかわかりません。近所の公園に行っても、正直こっちは飽きてしまい。子ども向けの遊べる施設に行くにしても、毎度毎度じゃお金が続かないし。
結局、子どもが2才半になった頃から、駅から駅までひたすら電車の沿線を歩いて休日を過ごしています。半年ほどかけて山手線を一周し、今は中央線を立川からスタートして、もうすぐ東京駅につきそうです。道沿いにある神社や博物館に寄ったり、見知らぬ公園で遊んだり、これがけっこう楽しくて。
次は何線にしようか子どもに相談したところ、「けいひんとうほくちぇん!」とのこと…(京浜東北線、大宮~横浜59.1km)。長い旅が始まりそうです。
・協力:
アディーレ法律事務所
(島田さくら<アディーレ法律事務所>)