時間を有効活用して国家試験をパス! イタリアマンマに学ぶすきま時間のつくり方


2.リアルタイムでテレビを見ない

IT企業で働く知人女性が、3人目の子どもを出産し子育てに追われていたときのことです。「3人の子どもの世話は予想以上に大変。夫と二人で家事・育児を分担していたけど、それでも時間の余裕がなかった」と当時を振りかえっていました。

仕事にも支障が出そうになり「これではまずい」と、時間の使い方をチェックしたところ「テレビを見ながらの生活」をしていたことに気がついたそう。

「食事中なら子どもが見たがる番組にあわせてダラダラ食事。そのほかの家事なら映画やバラエティ、ドラマ。見る番組のペースにあわせてついつい家事をやっていた」ことを反省し、「大人は帰宅後、ニュース以外のテレビを見ない」ルールに変更したといいます。

見たい番組はすべて録画してモバイルやタブレットに落とし、通勤中や休憩時間に見ているとか。
おかげでいまは、家事も子どもの世話も短時間で全部すませることができ、寝るまでの1時間半を自分の時間にあてています。

一日のうちで、自分が何にどれくらい時間をかけているのかをまず把握することが、自由になる時間をつくるコツと言えるでしょう。

自分のための自由な時間は、心や生活の余裕につながるもの。すきま時間を活用して、仕事もプライベートにもメリハリをつけるのも悪くなさそうですね。

(金丸 標)


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