「好き」や「自分らしさ」から生まれる “心のゆとり” の育て方
心理カウンセラーの小高千枝です。先日、あるテレビ番組で
“下着”への意識の配り方についてコメントをさせていただきました。
下着は自分の肌に直接触れるものです。女性は皮膚感覚が男性よりも
10倍敏感だといわれているため、自分がつけ心地のよい素材のものや、気分が上がる色彩豊かな下着を身につけることで、
高揚感や
心の安定が保たれ、愛しむ気持ちや優しさが芽生えてくるのです。
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下着や洋服、バッグやアクセサリーなど、いつも一緒にいるものだからこそ
“好き”を大切にして選んでいくと、自然と心のゆとりが生まれてきます。今回は
“身に着けるもの”の選び方ひとつで変わる
「心のゆとり」の育て方についてご紹介いたします。
その1:「本当の自分」の魅せ方を習得する私は白い服が好きです。白は素直さ、順応性、誠実で自分に厳しく、不正なものを避けることを意味するため、私自身の人生の基礎として捉えている色です。
柔らかい白、凜とした背筋が伸びる白と様々な顔を見せてくれるため仕事上、 “白い服” をケースバイケースで使いこなしています。
ただ、あくまでも自分が
社会で演じている
“顔”に寄り添っている色。プライベートでは違った色を楽しみ、素材も気分に合わせたものを自然と選択するようになりました。心に安らぎをもたらすものや、気分がのってくるものなど。一番身近にあるものだからこそ、その時の自分の
色 、
立場 や
キャラ にあった
“楽しみ”を忘れないでいたいと思っています。
そして、ある程度の年代になると
アクセサリーにも自分らしさを反映させたいもの。私は線が細く、小ぶりのアクセサリーが好きです。きっと、そういう華奢なイメージにどこかに憧れもあるのかもしれませんね。
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繊細なアクセサリーをつけると、身のこなしに変化が生まれます。伸びやかでゆっくりとした手の動き、柔らかい表情。アクセサリーのイメージに順応しようとする
意識から、自然と一体化できるようになっていけるのです。パーティやイベントへ足を運ぶときは少し大ぶりのものも。ただ “ジャラジャラ” つけるのではなく、ポイントを抑えて。
自分だけが知っている、
本当の自分の魅せ方ができるようになると、
心にゆとりと余裕が芽生え、瞬間瞬間の
幸福感を味わうことができます。