「今年こそ貯金をしよう!」2016年を迎えると同時に、そう誓った人も多いでしょう。
しかし高い志は誘惑によって、あっという間に崩れ去るもの。気がつけば、通帳を記帳するとマイナスばかり…。
(c)Andrey_Arkusha - Fotolia.com
貯金を続けていきたいなら、増やすことばかりに注目していても意味がありません。ムダ遣いを省き、貯金できるクセを身につけることも大切。
そこで、今日から始められる”1,000万円ためる貯蓄テク”3つを紹介します。
■帰ってきたらお財布の整理
今、あなたのお財布の中が、レシートや小銭で今にも財布が張りさけそうになっていたなら、間違いなく金運は下がっています。
そもそも、財布にレシートがたまっている時点で、それだけムダ遣いをしているという証拠。
お金を使うときは、きちんと「消費」「浪費」「投資」を意識しないと、いつまでたっても貯金額は0のままです。
仕事や外出先から帰ってきたらまず、お財布を開けて中身をキレイにしていきます。
家計簿をつけていないのにレシートを管理しようとしているのなら、それこそ時間のムダです。
「後でまとめて」と思っていても、結局1年間、家計簿をつけないまま終わることになるはず。だったら定期的に片づけておくのが一番賢い方法です。
お財布の中は常にスマートに、そして風通しをよくしておくこと。そうすればきっと、金運や仕事運も上がっていきます。
■ATMは一度で済ます
友だちや彼と待ち合わせ場所で、合流した瞬間に「ごめん、ATM行ってもいい?」の一言。
「お金がない」と言っている人に限って、ATMに行く頻度が高かったりします。
限られた金額のなかで1ケ月やりくりしていくためには、ATMに行くのはせいぜい1、2回。多くても3回にしたいもの。
本来は、お給料日を迎えるまでに1ケ月の予定と照らし合わせながら、必要な金額を算出し、その分だけおろします。あとは目的別に封筒をつくり、小分けしておけば、ムダ遣いも減らしていけます。
「お金がなくなってもATMに行けばある」と思っていると、なかなか貯蓄グセは身につきません。
■貯金する目的を明確にしておく
ただ「貯金をしたい!」と思って始めたとしても、おそらく長続きしません。
何を始めるにしても、最初は「目標」を立てましょう。
目標や夢がなければモチベーションは維持できません。
本気で貯金をしたいのなら、何のためにお金をためていくのか? 目的をハッキリとさせましょう。
たとえば今は実家暮らしでもいずれは彼と同棲(どうせい)をしたい、あるいは海外に留学したいなど。きっと、ちゃんと考えれば目標が思い浮かぶはず。
「皆が貯金しているから私も」ではなく、ハッキリとゴールを定めておきましょう。