イタリア女性が実践!「タラレバ生活」にならないためのコツ
臨月の友人のお宅へ招かれたときのことです。すっきりと整理されたきれいなリビングに感動してしまいました。「自分が妊娠したとき、同じようにできるかな?」とつい不安を感じてしまったものです。
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「あのときやってい“れば”…あのときこうしてい“たら”…と思ってしまうと、全部片づけなくちゃならない現実に直面したとき、行動するのがよけいにおっくうになる。
そうならないようにちょこちょこ片づけるのが、散らからない・汚くならないコツかな」と彼女のアドバイスを聞き、頭が下がる思いでした。
人生を楽しんでいる人ほど“タラ・レバ”のセリフとは縁がないのは、ここイタリアでも同じ。そういう人たちはどうやって“タラ・レバ”を遠ざけているのでしょうか。
ここでは、彼らが実践している「タラレバ生活にならないコツ」についてご紹介します。
1.「1時間だけ」の習慣
妊娠4ヶ月目の知人は、仕事柄帰りの時間が遅くなりがちでした。「夫が家事をやってくれたけど、掃除や片付けはどうしても行きとどかない部分があった。私がやっていれば…と思ってばかりで、ストレスがたまる一方だった」と、最初のうちは大変な思いをしていたといいます。
ご主人は「体に負担をかけるから」と彼女が掃除や片付けをすることに反対だったそうですが、そこで彼女が提案したのは「毎日1時間だけ掃除する」ことでした。「帰ってきてからだと疲れてるからやる気があまり起こらない。だから、朝にやっていたわ」と語る彼女。
毎朝1時間だけ早く起きて、コーヒーを飲んだらすぐ掃除をするよう習慣づけました。1時間たったらご主人が起きて、掃除をストップするよう言われていたそう。
その結果、ダラダラやらずにすみ、体の負担もありませんでした。
「軽いエクササイズの効果があったみたいで、妊娠中に太りすぎなくてちょうどよかった」と、いまでも朝の習慣を続けています。