住宅のプロに学ぶ、子連れでも物件をじっくりチェックできるコツ


3.子どもにとって危険な箇所がないかどうかチェックする

内覧の時点で、子どもがケガしそうな場所がないかどうかチェックしておけば、引っ越しと同時に対処ができるはず。専門家によると最低限、以下の5つポイントはチェックしておくと良いようです。

窓の高さはお子さんが転落しそうな高さではないか
低い位置の窓に手すりなど転落防止策はあるか
前に家具を置くと、家具に上った子供が転落しかねない窓はないか
バルコニーの手すりを乗り越えてしまう恐れはないか
子供が夢中で遊んでいると頭や顔をぶつけそうなドアレバーはないか

また、トイレや浴室など鍵がかかる場所は、内部からの施錠を外から開けられる対策が施されていることが一般的ですので、必ず、売主や施工会社に非常時の開錠方法を聞いておくことも忘れずに。


4.建物に傷をつけないおもちゃを持って行く

内覧の際は、持って行くおもちゃにも注意が必要です。内装を汚したり、床や壁に傷をつけたりする可能性のある遊び道具は避けるようにしましょう。また、スマートフォンやタブレットを渡す際も、落として床に傷をつけないよう、使用する場所やルールを決めておいたほうがよさそうです。

最初にも言ったように、不動産物件の内覧は細かいチェックが必要なこともあり、2~3時間以上かかってしまうことが少なくありません。一緒に連れてきた子どもの機嫌が悪くなったり、「帰りたい!」とぐずったりして、せっかくの機会を無駄にしないよう、いろいろな工夫をして、家族みんなが満足して参加できるとよいですね。
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