妊娠中でもオシャレしたい! イタリア流・プレママファッションのコツ
筆者の友人・知人女性の間では妊娠、出産ラッシュ。妊娠6ヶ月くらいのプレママと話をしたとき「下着はともかく、アウターはお金がかかるから、買いかえていられない」と、妊娠中のオシャレに頭を悩ませていました。
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こうやって悩むのは彼女だけに限らず、妊娠中といえども、オシャレを手抜きしないママがイタリアでは多いです。もっさりした印象にならないよう、気にかけているポイントはどこにあるのでしょうか。
イタリアのプレママたちの「オシャレのコツ」をご紹介します。
1.ヒールをはくときはかかと中心寄りものを選ぶ
セレクトショップで働く知人女性は、妊娠がわかったときに服よりも靴を優先的に探したそう。
「服はおなかが大きくなるにつれてサイズを変えればいいけど、靴はそうじゃない。慣れるまで時間もかかるでしょ。
仕事柄立ちっぱなしだし、オシャレなものを身につける必要もあったから、とにかく靴は厳選した」と語っていました。
なかでもこだわったのは、ヒールがかかとの中心寄りについているデザインのもの。7センチ近いヒールだそうですが、かかとにしっかり体重を乗せて歩けるので、足腰の負担は軽いといいます。
妊娠後期、足のむくみに悩まされたときもこのヒールだと歩きづらくならず、快適に過ごせたとか。
2.男性用のアウターを活用
5月に出産予定の知人女性は「この時期、夫のセーターやジャケットを着るのがマイブーム」と話していました。
「サイズが私よりずっと大きいから、あちこち締めつけられない。それに、体のシルエットが出るのを気にしなくてすむから一石二鳥」と、メンズアイテムのよさを説明してくれました。
男性ものだけに、「色が落ちつき過ぎてしまうのでは?」と聞いてみると、「レモンイエローやフーシャピンクなど、華やかな色のストールや大ぶりのネックレスを組みあわせる」という答えが。
小物使いで女性らしいオシャレを楽しむのがキモだといいます。
「いまはわりとユニセックスなデザインがポピュラーだから、デザインさえ選べば十分マタニティウエア代わりになる。夫と共有できるから出費も抑えられるしね」と満足そうでした。