ストレスをためるよりも、攻略するが吉 タイプ別! 苦手な上司との接し方
部下のことをしっかり見てくれて、いざというときには責任をとってくれて、ミスをしたら一緒に謝ってくれる。
ドラマやCMに出てくるような理想の上司に出会えることは、そうそうありません。
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むしろ、苦手な上司の方が多いものです。でも、ずっとイヤだイヤだとストレスをためるより、そんな上司とでもうまく付きあえるようになる方が、より気持ちよく働くことができます。
大丈夫、上司も人です。攻略法があるのです。上司のタイプ別にその方法を紹介します。
■ひとりよがりなワンマンタイプ
ひとりよがりなワンマンタイプの上司の場合は、まずその上司の価値基準を知りましょう。
何をよしとして、何を問題とするのか? 何を言ったら喜んで、何を言ったら機嫌を損ねるのか? どれだけの結果を出せば満足するのか?
それらを分析したら、まずはそれに従ってみましょう。このタイプは意外と実力があるので、自分自身にも学べる点があるものです。
また、自分に酔っていることが多いので、部下が思う理想の上司像をうまく擦りこむことができれば、そうなろうと努力し協力的になってくれるでしょう。
■エラそうに理想論だけ語って何もしない
役職に就いたとたん、エラそうに理想論だけ語って何もしない上司もいます。そういう人が直属の上司になった場合、残念ですが、すべての仕事は自分や同僚などの部下がするものと諦めましょう。上司はあくまで飾り物。そう思ってしまう方が気は楽です。
でも、その上司の邪魔をせず、お世辞をひとことでも言えば機嫌がよくなるので、単純といえば単純。
あいさつを忘れず、仕事の進め方と結果を報告し、時折軽い相談でもすれば、あなたのことを敵視することはありません。ただし、一緒に飲みに行ったりなど、仕事上以外の付きあいは極力しないこと。便利な子分と思われてしまうのもシャクですからね。