子どもが風邪をひいたとき、ジュースなどと一緒に薬を飲ませていませんか? 薬は病気を治すものですが、使用法を正しく理解しておかないと危険な目に遭うことがあります。とくに一緒に摂ると危険な食材は覚えておきたいところ。自分の健康管理はもちろん、子どもや家族のカラダを守るのもママの役目です。
© amelaxa - Fotolia.com
牛乳・乳製品
抗生物質のなかには、牛乳や乳製品と一緒に飲むことで効果が薄れてしまうものがあります。これは乳製品に含まれるカルシウムと薬の成分が反応することで、吸収を妨げてしまうから。ミネラルウォーターのような鉄分の多いものも注意が必要です。
便秘薬と牛乳を一緒に飲むことも、効果が薄れたり副作用があらわれたりするのでNG。子どもの体調がすぐれないとヨーグルトなどの食べやすい乳製品を与えがちですが、これらの食品を摂った場合は、1時間以上たってから薬を飲むようにするといいそうです。