先輩ママに聞く、赤ちゃんと一緒の飛行機の旅を少しでも楽に乗り切る方法
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気圧の変化にぐずり、飽きてはぐずり…と、飛行機の機内は赤ちゃんにとって超ぐずぐずスポット。目的地に着くまでにヘトヘトになるパパ・ママも多いようです。そこで、赤ちゃん連れで飛行機に乗った経験のある先輩ママの意見を参考に、飛行機の旅を少しでも楽しくするためのコツを紹介します。
■快適な旅への工夫は、予約時からはじまっている
国内線では3歳未満子どもは、膝の上に抱っこすることで同伴者1名につき子ども1名が無料となります。ベビーベッド(バシネット)を使用したいという場合は、電話で別途問い合わせが必要です。ただし、機体によっては準備がなかったり、台数に制限があったりするので、必ず希望が通るわけではありません。
バシネットを使わず、抱っこして機内で過ごすという場合は、比較的人が少ない、機内後方の座席がおすすめです。後方の座席はトイレにも近いので、オムツ替えにも便利です。
また、フライトの時間帯で言えば、お昼寝と重なる時間のフライトを取ることができると、機内で赤ちゃんが寝てくれることが多いので、少しは気が楽かもしれません。
■当日、チェックインはカウンターで
搭乗手続きは、自動チェックイン機を使わず、スタッフのいるカウンターで行うとよいでしょう。
チェックイン時には、大体ほとんどの座席が確定しています。赤ちゃん連れで隣の席に知らない人がいると、なかなか気まずいこともあるもの。カウンターでチェックインすると、スタッフに「隣が空席の席があれば、変えてもらえますか? できれば後方でお願いします」とリクエストすることができます。
主要な航空会社ではベビーカーが用意されており、赤ちゃん連れなら大抵の場合、借りられます。ベビーカーがあると搭乗口まで乗せて行けるので楽々です。到着地の空港でも手配してもらえる場合があるので、こちらもチェックインの際、スタッフにだめもとで聞いてみましょう。
■搭乗前にはオムツ替えを済ませて
搭乗前には必ずオムツを替えておきましょう。授乳に関しては、機内で寝てくれそうなタイミングであれば、搭乗前に授乳してOKです。しかし、離陸時の気圧の変化で耳が痛くなるのを防ぐため、耳抜きのための授乳が必要な場合は、授乳を離陸時に合わせるため、あえて搭乗前は控えるのがよいでしょう。
また、キッズスペースなどがあれば遊ばせて疲れさせておきましょう。機内では疲れてお昼寝というのがベストです。空港によっては、出発ロビー内にもキッズスペースがあるところもあります。事前に調べておきましょう。まだ走り回れない赤ちゃんでも、子どもたちに囲まれているうちに疲れて、機内では熟睡してくれる…かもしれません。