週末は台湾へ。台北から日帰りでイルカウォッチングに行こう!
■たっぷり2時間強のクルーズツアー、酔いどめは必携
「ホエールウォッチングツアー」という名称にもかかわらず、実際はクジラよりもイルカのほうを多く目撃します。イルカたちもツアー船には慣れっこのようで、船の下から突然すがたをあらわして乗客を驚かせることも。その姿は、とてもオチャメです。
一方、クジラのほうはめったに姿をあらわさないか、あらわれても小型のオキゴンドウが多いようです。そのため、遭遇してもイルカとかんちがいしてしまうことも。
ツアーのクルーズ時間は約2時間ちょっと。その日の天候や海の状態で所要時間が大はばに伸びることもあります。また、大きく揺れることもあるので、乗船前に酔いどめの薬を飲むと安心です。
■新鮮な魚介やユニークな博物館も魅力
ホエールウォッチングツアーのあとは、鳥石港にある魚市場に寄ってみましょう。購入した新鮮な魚介を近くのレストランに持っていくと、好みの調理法で料理してもらえます。味つけは比較的薄めなので、日本人の舌にもあうはず。
鳥石港には、ほかにも名物があります。個性的なモダン建築の蘭陽(ランヤン)博物館です。ガラス壁にアルミや石板をななめに取りつけているので、ドアや空間がかたむいているような錯覚を起こします。
エントランスホールなどガラスの吹き抜けになっている部分では、よりななめ感覚が強調されて体感できるので、時間があればぜひ見学して。館内では、郷土の自然や歴史に関する興味深い展示が見られます。
入館しなくても、ユニークなオブジェのある庭園を歩いたり、カフェでくつろぐこともできますよ。
鳥石港へは台北中心部から直行バスも運行されています。わずか1時間半のショートトリップで、台湾屈指の美しい海とおいしい料理、何よりかわいいイルカたちに癒やされます。家族旅行はもちろん、日常を忘れてリフレッシュしたいときにも最適ですね。
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