犯罪に巻き込まれることも! SNSに個人情報を載せ過ぎていませんか?
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ブログやSNSで育児日記をつづるママは多いですが、子どもの名前を伏せていても「個人情報をたくさん載せているな」と感じることがあります。たった1枚の写真によって、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので気をつけたいところ。自宅がわかってしまうこともある、見逃しがちなポイントを紹介します。
■近所のスポットを公表しない
日常をつづるブログなどでは、近所の施設に行った話を投稿することが多いのではないでしょうか。しかし、空き巣や誘拐犯などは投稿された記事を見続けることで、おおよその位置を割り出しているといいます。
子どもの名前や学校名を明らかにしなくても、行動パターンから学区を特定することは可能です。たとえば、近所の公園やスーパーの名前が出ていると、そこへ通う頻度から「何丁目付近」というところまでバレてしまうこともあります。「家の隣の公園」「毎週タイムセールを狙って買い物をしているスーパー」といった詳細な情報は避けたほうがいいでしょう。
とくにスマホやケータイで撮影した写真を投稿する人は要注意。写真には位置情報や撮影時刻が保存されることもありますので、この機能をオフにしておきましょう。
■投稿内容から年収を推定されることも
ちょっと高価なベビー用品やおすすめの化粧品など、うらやましくなるようなアイテムを写真とともに紹介しているママがいます。しかし、これもできれば避けたいところです。
あこがれのブランド品を多数紹介しているブログを見ると、「この人はお金持ちだな」と思いますよね。これは犯罪者にとっても同じで、お金を持っている人はよりターゲットになりやすいのです。
家の中のインテリアや食器類も同様で、投稿された写真を見れば年収レベルを推定することができます。つい見栄を張ったり自慢したりしたくなるものですが、家族の安全を考えたら避けるべきですね。
これは日常だけではなく、お出かけレポートにも同じことがいえます。遊園地などの有料施設に頻繁に出かけたり、豪華なホテルに家族で泊ったりしている家庭は、それだけ余裕があることを示しているようなものです。