ペットを飼う前に知っておきたい!「保護動物」を迎えるという選択肢
■大人になった動物でも大丈夫?
保護動物には、すでに大人になっている犬猫が多いです。そのため、「なついてくれるか心配」、「かみついたり、ほえたりするから捨てられたのではないか」と心配する声もよく聞かれます。
小さいころから世話をするのがペットと暮らす醍醐味のひとつでもありますが、子犬や子猫の飼育は手間がかかるものです。しつけを一からしなければいけないし、遊びたいさかりの動物に付きあうのは、決して楽なことではありません。とくに子どもがまだ小さい場合は、子どもと動物の世話に追われてしまうこともあります。
一方、大人の動物は基本的なしつけが身についていることが多く、性格的にも落ちついていて、子どもと一緒に暮らしやすいというメリットがあります。もちろん個体差があるので、事前の相性チェックは重要です。
かみつき癖があったとしても、愛情を注いできちんとしつけをすれば、よい子に戻る可能性も。
譲渡前にドッグトレーナーによるしつけをしてくれる団体もあるので、心配な場合はそのような団体を選ぶといいでしょう。
はじめて犬を飼うときには、ひとつの犬種に特化したブリードレスキューを行う団体を選ぶ方法もあります。その犬種特有の個性を把握していて、譲渡後も飼育の相談に応じてくれるケースが多いです。
また、犬や猫だけでなく、ウサギやカメなどを保護している団体もあります。本来ならこのような団体が活動しなくてもすむ世のなかが理想ですが、残念ながらそうではないのが現状。動物を飼うことは、命を預かるという責任も生じることを忘れないようにしたいですね。
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