すごいけど、正直面倒くさい…自然派ママとの上手な付きあい方
普段はズボラなタイプの私ですが、妊娠中や出産直後、身のまわりのことが気になって仕方ない時期がありました。
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食品の添加物や産地、家の衛生環境や洗剤の成分など、とにかく子どもに悪いものは排除したい! と思っていたものです。当時はインターネットの情報にも振りまわされていたとも感じます。
いまでは、すっかりズボラな自分に戻りましたが、子どもを通じて知り合ったママ友のなかには、食事や育児に強いこだわりを持つ人が結構たくさんいます。自然派ママの情報量は、すごいと感じる一方、「面倒くさいな」と思うのも正直なところ。そんなズボラママの私と、こだわりの強い自然派ママとの上手な付きあい方を紹介します。
■「子どもが大事」その共通点を大切に!
私が一番気をつけているのは、「子どもに悪影響だ」というニュアンスのことを言わないことです。以前、ママ友たちとランチをしたときに、ママ友Aさんが自然派ママBさんに「親が神経質だと、子どもも神経質になるよ」と、たしなめていたことがありました。
その場は、一瞬凍りついた程度で穏やかに楽しく過ごせたのですが、その後、自然派ママさんから「自分はどれだけ子どものためにこだわっているか」「自分の意見がどれだけ正しいか」という内容のメッセージが頻繁に届くようになり、最終的には疎遠になってしまいました。
こだわりが強くなる最大の理由は「子どものため」が大前提です。「料理や掃除にこだわることで子どもを守ろう」という母親の気持ちと、「子どもとの時間を大切にしたいから家事は必要最低限だけしよう」という母親の気持ち、根っこはどちらも同じです。
どちらが正しいということはないので、大切な共通点を忘れないようにお付きあいをしていく必要があります。