空き時間で文学に触れるなら31音で完結する現代短歌がイイ!
■共感をよぶ短歌
次は、青春期の美しさと残酷さを目のあたりにした1首です。
「東京に出でて女優になることもひと生(よ)の恋に似たるかなしみ」
『行春館雑唱』/著:大野誠夫 出版:白玉書房
スポットライトを浴びる女優。若いころは熱にうなされるように華やかさに憧れます。けれど、まぶしい舞台に立てる人はほんのひとにぎり。自分はスターになれない側の人間だと気がついたときの淋しさは恋と似ているのでしょうか。
納得したり、共感したり、31音で完結するドラマはちょっとシニカルだけど、詠みやすく、初心者向けの本がたくさん。気軽に文学の世界に触れたい人にもおすすめです。
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