子供たちの創造力に感激! 自然とふれあうフェアリーハウス作り
森林や公園などアウトドアに出かけると、アメリカの子供たちが夢中になる伝統的な遊びに、フェアリーハウス(妖精の家)作りがあります。遠い昔、子どもたちや家畜を見守ってくれる妖精を自分たちの村に招くために、小さな家を作ったことが由来になっています。
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フェアリーハウス作りは、特に事前に準備をしなくても、小枝や砂利、苔、木の葉など、 出かけた先にあるもので気軽に始められる遊びです。
自分の手を使って、自然の素材で家を作っていく過程は、想像力が刺激され、小さな子供から大人までついつい夢中になってしまいます。
~フェアリーハウスの作り方~
■どんな妖精に来てほしい?
さて、フェアリーハウスを作るなら、まずはどんな妖精に来てほしいか、みんなで話し合いましょう。男の子? 女の子? 兄弟? 何が好きかな? 何が得意かな? じゃあ、どんなお家にしようか。アイディアを膨らませて共有しましょう。
■妖精を集めるスポットを選ぼう
子供たちが「ここなら妖精が来てくれそう」だと思う場所を好きに選べば良いのですが、大きな木の根元や、うろ(木の幹にある穴)、また土手のふちなど、ある程度形のあるものを利用すると、比較的作りやすいはず。もちろん、流れの速い川や車の通る道路などから遠い、安全な場所を選ぶことが肝心です。