小さなランプで遊び心を加えるのも、インテリアを立体的・効果的に見せるテクニックのひとつ。賃貸マンションでも、レールやフックを使うことで、照明選びは楽しめます。
古いガラス管をリメイクしたランプは、吉祥寺「サムエルワルツ」で出会ったお気に入りだそう。
「照明を好きな位置に飾るときは、フックなどを利用しています」
天井にはランプだけでなく、モビールやドライフラワーも。
リサ・ラーソンのオブジェは、少しずつ集めているもののひとつ。
「陶器なので、子どもが触らないよう少し目線の高い窓辺に置いて楽しんでいます」
古い木の棚も、軽いものを選べばプッシュピンで壁に固定可能。味わいたっぷりの古い写真は、Iさんのお父さまの子ども時代。
「息子にそっくりで(笑)、ここに飾っています」と語る姿に家族の絆が伺えます。
子どもがいたずらしちゃうからとお気に入りのアイテムを仕舞い込んでおくのはもったいない! 子どもの手の届かないところに上手に配置するという工夫をすれば、賃貸マンションでも思う存分、心地いい空間はつくれそうです。
次回は、Iさん家のふたつめのポイントとして、片付かない子どものおもちゃ問題の解決策をご紹介します。
取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
家族がいちばん心地いい インテリアB面ストーリー