■イライラの原因は、頑張りすぎ!?
健: たしかに女性から素直に望みを表現してもらえたほうが、男性は何かしてあげたい、助けになってあげたいという気持ちになります。それによって、男性に「与える喜び」を教えることができるんですね! でも、このことを知らない女性は、
自分の悩みや問題を1人で解決しようとして、自分を助けてくれない男性にイライラし、男性はいわれのない責めを受けていると感じて、次第に関係が悪くなるのですね。
グレイ博士: そうです。
パートナーシップに限らず、人間関係すべてにおいてこの仕組みは通じます。このカラクリを知っているかどうかで、運命はまったく違うものになるのです。
■夫のことは「ゴムバンド」と思え!
健: このほかに、女性が知っておいたほうがよい注意点は何ですか?
グレイ博士: 男性は、家庭を大切にしたい気持ちと、1人で息抜きしたい気持ち、相反する2つの気持ちを持っています。
女性は夫の行動を過度に制限しないこと。さもないと、多くの男性は女性からは信頼されていないと感じ、女性に対して反発してしまうでしょう。
健: たしかに、束縛されると自由を求めて離れたくなりますが、自由にしていいと言われると、その衝動はぐっと減りますね。
グレイ博士: 男性は、自分が受け入れられていないと感じると、より身勝手な振る舞いをしたくなるのです。ですが、実際に妻から離れたいと思っているわけではありません。
男はゴムバンドのようなもので、離れては戻るものだと知っておくことです。男性は、一時的に妻から遠ざかることで、再び妻を大切にしたいという気持ちを取り戻します。
夫を自由にすることが、お互いのためになるのです。
男と女、かくも違うものなのか! なるほど、この仕組みを知っているのと知らないのでは大違い。この処方せん、「息子にも使える!」と感じたのは私だけでしょうか? とかく、女性は頑張りすぎ。ふっと気を緩めて、周囲の「男たち」に甘えてみてもいいのかもしれませんね。
近々、グレイ博士の講演会があるそう。興味を持った方は参加してみては? 詳しくは、
こちらのリンク先を参照してください。
「こんな子いたら結婚!」彼の結婚相手に選ばれる女性の特徴