■死角を活用しながら、部屋も演出
一人暮らしの知人男性の部屋は、海賊の船室をイメージした面白い雰囲気です。「もともと掃除するのが嫌いじゃないから、マメに片づけるようにしている」ときれい好きの彼ですが、どうにもできないのが部屋の大きさでした。
散らかりがちな1Rの部屋にできるだけスペースを作るため、彼が考えたのは「天井や部屋の角など、意外と死角になりがちなところに収納スペースを作る」こと。そこで考えたのは、小型のハンモックを棚代わりに使うことでした。
「天井だから棚なんて取り付けようがないけど、ハンモックなら小さくても耐加重性がある。小さいクギくらいは天井に打てるし、そこにひっかけて使えるからわりと使えるよ」と効果には満足しているよう。
急にお客さんを呼ぶことになっても、とりあえずそこへモノをほうりこんでおけば見た目もスッキリ。「なんでも詰めこんである海賊の宝箱みたいで、とても気に入ってる」と、部屋の整頓には欠かせないのだとか。
部屋の様子は、そこに住む人の心を反映するとも言われます。それならば、できるだけきれいで快適な部屋を維持したいものですが、「片づけなきゃ」と思うとますますやる気をなくしがち。むしろ「美部屋のためにどんなアイデアが必要か」と前向きな考え方へシフトすることが「自分の城づくり」への第一歩なのかもしれません。
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