2016年6月10日 06:00|ウーマンエキサイト

寝具の衣替えを「面倒な仕事」にしない4つの方法


■解決策 その3・工程の順序を考える

なぜ、前ページの工程表の1番目に、「冬物の寝具を収納する場所を確保する」を入れたのか――その理由をここで語らせてください。冬物寝具は厚手のものが多く、容積が大きいため、それを出した後は、ぽっかりとスペースが空きます。私はその「空いたスペース」に毎年、何かしらの物を突っ込んでしまっていたのです。

それをすっかり忘れたまま、すべての寝具の取り換え&洗濯を終え、「さぁ、冬物寝具をしまおう」と思ったときに初めて、しまうはずの場所に物があったことを思い出すという…。そのときの徒労感と言ったら! これを何度か繰り返した結果、片付けを工程の最初に持ってくることにしたというわけです。


皆さんもご自身のやりやすい方法に合わせて、工程を見直してみてもよいでしょう、

■解決策 その4・寝具カバーを定番シリーズで揃える

主婦として19年間家庭を運営してきて思うのは、「思いつきで寝具を買っていると、チグハグ感が出てしまう」ということです。

たとえば、シーツ。3年前に買った花柄とシーツと、去年買ったチェックのシーツ。どちらもお気に入りだけれど、横に並べてみると「何だかな?」という気持ちになるもの。「あ、いいな」という気持ちだけで買っていると、家族5人分の寝具を揃えたときには何の統一感もなくなってしまい、そんなビジュアルを想像することで、寝具の切り替えが一層ブルーな仕事になることは否めません。

上記のような失敗を繰り返した挙句、私が辿り着いたのは「次の季節に、きちんとした寝具小物がスタンバイしていると、“アレを出そう!”と思えて気分がアガる」という結論でした。

最近では、寝具カバーは無印良品で買うと決めています。定番シリーズがあり(色違いになることはあるけれど、ちぐはぐ感はない)、費用対効果も高く、白いごはんのような無難さもある無印良品の寝具カバーを揃えることで、衣替えが多少苦ではなくなりました。
「定番で揃えられること」の大切さをひしひしと感じています。
寝具の衣替えを「面倒な仕事」にしない4つの方法

定番で揃っていると、衣替えをするモチベーションが高まる



ちなみに、わが家では寝具カバーを数年に一度、大人買い的に「全部買い替え」をしています。大名気分で買い物ができるよう、寝具切り替えの年は、ボーナスで予算を計上しておくのです(今年は夏のボーナスに予算3万円を計上)。こうすることで、チマチマ寝具カバーを買い足し、使用感がマチマチになってしまうより、管理がラクになるという一面もあります。

主婦の仕事は、ちゃんとやったからといって誰に褒められるものでもありません。でも、だからこそ、ひとり静かに「何が問題で、どうすればいいのか?」を考える時間は持ち続けていきたい。今回、寝具の衣替えを見直したことで、あらためてそう感じました。


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