梅雨時期はとくに気をつけて! 家のなかの「カビ」をチェックしよう

梅雨時は、家のなかに湿気がこもりがち。気がつけば、思わぬ場所にカビが大量発生…なんて大惨事になる前に、カビが発生しやすい場所をチェックして、対策しておきましょう。

目次

・収納スペースの奥をチェック!
・ベッドの下は大丈夫?
・チェックが難しい家具の裏も
・シンクからの水蒸気に注意!


窓際

© YURY MARYUNIN - Fotolia.com



今回は、とくに見落としがちなスポットと、カビ防止のための対策を紹介します。

■収納スペースの奥をチェック!

押し入れやクローゼット、食品庫など、物を収納しておくためのスペースは湿気がこもりやすいもの。市販の湿気取りグッズを置いていても、閉めきったままでは湿気がこもってしまいます。できる限り扉を開けておく、収納スペースのなかへ向けて扇風機を使用するなど、こまめに風を通すようにしましょう。

また、物を詰めこみすぎないことも大切です。すのこを敷く、壁と物の間に隙間をつくるなど、風の通り道を確保しておくと、カビの予防につながります。


ウォークインクローゼットなどの大きな収納スペースは、比較的隙間を確保しやすいですが、それでも油断は禁物。じつは、私が自宅のカビチェックをした際、ウォークインクローゼットの壁に小指の爪ほどの大きさの、黒いカビが見つかりました…。

それほど物を詰めこんでいるわけではなく、十分隙間は確保していたつもりでしたが、換気が不十分だったのかもしれません。

まずは、現時点でカビが発生していないかどうか、一度物をすべて出してチェックしておくことをおすすめします。

■ベッドの下は大丈夫?

人は寝ている間に大量の汗をかきます。そのため、ベッドもカビが発生しやすい場所なのです。マットレスだけではなく、ベッドの骨組みに使われている木材や、ベッドの下のフローリングなどもチェックしておきましょう。

また、ベッドの下を収納として使用していると、さらに湿気がこもりやすくなります。
できればベッド下は風通しを良くするためにスペースをあけておきたいところですが、それが難しいようなら、こまめに物を出して、風を通すようにしましょう。


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