2016年7月3日 08:00|ウーマンエキサイト

子どものおもちゃやスマホカバー…毎日使う場所にひそむ梅雨時のカビに注意!

目次

・カビが子どもの健康に与える悪影響とは?
・子どものおもちゃや持ち物にひそむカビに注意
・湿気をとるためのエアコンや除湿器がカビの温床に!?
・毎日使うスマホカバーにカビが!?
アヒルのおもちゃ

© kai - Fotolia.com


ジメジメした梅雨の季節は、1年のうちでもカビが生えやすい時期。カビの胞子は花粉などより吸い込みやすく、子どもの肌トラブルやアレルギーなどにも影響が出るといわれています。

お風呂場や布団などはしっかり掃除をしていても、意外と見落としている場所があるかもしれません。子どもの健康のためにも、カビをしっかり撃退しておきたいですね。

■カビが子どもの健康に与える悪影響とは?

カビは、食べ物や衣類、水周りなどに生えるほかに、空気中にたくさんの胞子を浮遊させます。胞子は非常に細かいために花粉より吸い込みやすく、乾燥した皮膚からも体内に侵入するのだとか。

カビの胞子を吸い込むことにより、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こすことも。また、免疫力が弱っている皮膚にカビが侵入すると、オムツかぶれの原因になることもあります。


■子どものおもちゃや持ち物にひそむカビに注意

カビは高温多湿の環境を好みます。お風呂場に子どものおもちゃを置いている人は要注意。
肌に直接触れるお風呂のおもちゃは、カビがはえると体内に侵入する可能性も高くなります。使い終わったらできるだけお風呂場に放置せず、その都度洗って乾燥させるようにしましょう。

子どもの口をつけることもあるおもちゃにカビ取り洗剤などを使うのを避けたい場合は、重層やお酢を薄めたものをスプレーしてこするのがおすすめです。

また、小学生ママが気をつけなければいけないのがリコーダーです。子どもが簡単に掃除をするだけでは中に水分が残り、カビが繁殖するもとに。分解してしっかり手入れをするようチェックしてあげてください。


■湿気をとるためのエアコンや除湿器がカビの温床に!?

雨が多い今の時期、湿気対策に活躍してくれる除湿器。でも、除湿器そのもののお手入れはあまりしていない、という人も多いのではないでしょうか。

除湿器の掃除をしないまま長く使っていると、排水タンクなど内部にカビが生えることも。たまった水はこまめに捨てて、タンクやフタもきちんと洗うようにしましょう。カビ臭さが気になる場合は、塩素系の漂白剤を使うか、重層を溶かしたぬるま湯につけ置きするとスッキリきれいになりますよ。

また、暑くなってきてエアコンをつけると、風とともにイヤな臭いがすることが。これは、エアコン内部にたまったホコリにカビが繁殖している証拠。そのままでは、部屋中にカビの胞子を撒き散らしてしまうことになります。


カビを防ぐためにも、エアコンは定期的にフィルターの掃除を。フィルターを外して新聞紙などの上に置き、掃除機でホコリを吸い取りましょう。なかなか取れない場合は、お風呂場で水洗いをしてみてください。

エアコン内部は冷房運転を行うたびに結露し、カビがはえやすい状態になっています。冷房をつけたらスイッチを切る前に30分から1時間程度送風にし、内部を乾燥させるとよいでしょう。


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