イタリアのママたちも悩む! 義実家とうまくつき合うコツとは?
日本だと「年寄りっ子は三文安い」という言葉がありますが、イタリアの祖父母のみなさんも、孫には大甘な人が多いです。ひとむかし前は、孫の教育や育て方、家庭環境にまで干渉してくる祖父母もめずらしくなかったようです。
© Monkey Business - Fotolia.com
知人女性は、「長男の生後まもない時期に、超遠距離の義実家から『孫を見せにこい』としょっちゅう連絡してくる義父と折り合うのが大変だった」とボヤいていました。
家族のつながりを大事にするイタリアの人々ですが、義実家との交流が時に苦痛になるのは日本と同じようです。ここでは、そんな彼らの「義実家とうまくやるコツ」についてご紹介します。
■連絡に即レスしない
三男に嫁いだ知人女性は、結婚3年後に妊娠しました。しかし妊娠中期に性別が女の子とわかったとたん、義母の異常な喜びように驚いたと言います。初めての女の子の孫のため、子供部屋に置ききれないほどのおもちゃや服、子供用家具が送られてきたそうで、一部返品したものもあったとか。
さすがに怒ったご主人が義母をきつくたしなめたものの、あまり効果はありません。「妊娠8ヶ月ごろから義母が必要以上に私の世話を焼きたがって困った」と、振り回されて悩んだ二人が選んだのは「義実家からの連絡にすぐ出ない」ことでした。
臨月近くは身体がつらくて起き上がれず、出産後は娘の世話に追われっぱなしの彼女。それもあり、連絡をもらってもその場で出ずに、2・3時間置いてこちらから連絡するように心がけたといいます。最初のうちはすぐ出ないことに文句を言われたそうですが、少し引いたスタンスの二人につられて、義母も今は落ちついているとか。