本当に必要なものをそろえてみた! 今見直したい「防災グッズ」の優先度
防災のための準備といえば思い浮かぶのが、食料をメインとした「備蓄」ではないでしょうか? 生きていくためには水や食べ物が必要ですよね。でも防災という意味で「食料」は優先順位は低くなります。
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国内の記録にある自然災害では水や食料不足が理由で亡くなった方はいないと言われています。では優先度の高いものとはいったい何なのでしょうか? 今回は防災グッズを準備するときの優先度について紹介します。
優先度1「生命の危機」に対応できるものを必ず用意する
災害が起きたとき、命を守るために必要なものは傷や体の不調を処置できる医薬品です。「何から準備すればいいか分からない」という人は、まずこうした医薬品をそろえることから始めましょう。
・常備薬(かぜ薬、解熱鎮痛剤、整腸剤、皮膚薬など)
・包帯やガーゼ
・ばんそうこう
・はさみ
・ピンセット
・消毒薬
上記に加えて、子どもがいる家庭は子ども用の薬なども用意すると安心です。防災用品はこうした医薬品の準備が最優先であることを覚えておきましょう。
優先度2「避難を手助けするもの」を用意する
災害が起きれば周囲がどんな状況になるかは分かりません。そんなときに避難を手助けするものがあるとその場で対応ができます。
・笛(周囲に居場所を知らせることができる)
・ナイフ(多機能なサバイバルタイプがおすすめ)
・ロープ
・ハンマー(ドアがゆがんで部屋に閉じ込められたときに壊して脱出できる)
・懐中電灯
などの工具を医薬品の次に準備しておきましょう。状況に応じた対処ができる道具があると、心強いものです。