そして収納といえば、誰もが悩むのが家族の衣類。holonさんは、洋服もウォークインクローゼット一か所に、家族4人分を集約しています。
「基本的にはハンガー収納で、たたむ手間を省いています。低い位置には子どもの服をかけ、自分で出し入れができるようにしています」
そしてユニークなのが下着や靴下、スタイなどの小物類の収納法。
「ピンチハンガーを使って吊り下げることで、こちらもたたまなくていい収納に。子どもも取り出しやすいですし、ひと目で分かるのも便利なんですよ」
■納戸を「ショップのバックヤード」に
廊下にある1畳ほどの納戸には、食品や日用品などのストック、保管しておく書類や季節のアイテムなどを一気に収納。
天井まで届く「山善」の“突っ張りフリーラック”をコの字に設置しました。スペースの無駄なく、また一歩入ればすべてに手が届くよう陳列しています。
「イメージは、お店のバックヤード。ひと目で何がどこにあるのか、私以外の家族もわかりやすく、残量も一目瞭然です」
ポイントは、奥行きが浅めのラックを使っていること。これなら、奥まって死角になる心配がなく、食材の死蔵や重複買いも防げます。
次回は、holonさん家の3つめのポイントとして、5歳と1歳の子どもたちの
おもちゃの整理術をご紹介します。
取材/文:藤沢あかり 撮影:有本真大
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