もらったらどこに置けばいいの? 手土産を「受け取る」ときのマナー
友人宅や義実家などを訪問して「手土産を渡す」際に、マナーを気にする人は多いと思います。それでは、自宅に来客があり、手土産を「受け取る」という場面ではいかがでしょうか。
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じつは「渡す」ときほどマナーを意識していなかった…という人もいるかもしれませんね。
手土産持参で訪問してくれたお客さんに失礼のないよう、「手土産を受け取る」ときのマナーもしっかり身につけておきましょう。
■「両手」が基本!
手土産を受け取るときは、かならず両手で持ちます。品物のサイズや形状に関わらず、両手で丁寧に持つことが基本です。
小さな品物だと、つい片手で受け取ってしまいがちなので要注意。受け取った品物を移動させたいときも同様に、両手で丁寧に持つようにしましょう。
■第一声は「ありがとう」
謙遜や遠慮は日本人の美徳でもあります。しかし、手土産を受け取るときには、まずは素直に「ありがとうございます」と、感謝の言葉を口にするよう心がけましょう。
「わざわざ、すみません」「気を使わなくて良かったのに…」といったセリフがつい出てしまいがちですが、それでは「よろこんでほしい」という気持ちで手土産を準備してくれた相手を、がっかりさせてしまいます。
まずは「ありがとう」の言葉とともに笑顔で受け取ることが、相手への思いやりです。