雨、ほこり、シワ… 洗濯できない子どもの制服 かんたんお手入れ術
■雨の日のケア…水分を取って乾燥させる
制服を濡れた状態で着ていると、自分の体の形に歪んでしまって型崩れの原因に。出先でもハンカチなどを使い、可能な範囲で水気を取るよう、子どもにもアドバイスを。また、撥水スプレーをあらかじめかけておくのも便利です。
1)水気は、「吸い取る」のが正解
まず、タオルなどでなるべくしっかりと水気を取ります。その際、横に動かしてこすると生地を傷める原因に。ぎゅっと押し当てて染み込ませ、吸い取るようにするのがポイントです。
2)陰干しでしっかり乾燥
風通しのよい場所で陰干ししましょう。
■シワだらけで帰ってきたら…らくらくアイロンテク
ちょっとしたシワは、ハンガーにかけておくことで自然に伸びるケースも少なくありません。それでも伸びない場合、なるべくラクに制服のコンディションを整える方法がこちらです!
1)霧吹きで水分をプラス
制服の素材が綿と麻の場合は、シワが伸びるのに水分を必要とします。そんなときは、霧吹きで湿らせてみましょう。
2)吊るしたまんま、スチームアイロン
ハンガーにかけたまま、アイロンのスチームをじっくり当てることで伸ばす方法があります。生地からアイロンまでが1、2センチほどになるよう距離を取り、2、3秒スチームを当てます。もちろんアイロン台で、当て布を使ってアイロンをかけてもOKです。
制服は、マメに手入れしてあげれば、汚れもたまりにくく、きれいなまま長持ち! 卒園・卒業まで気持ちよく過ごせるよう、ちょっとしたひと手間を継続してみましょう。
<出典>
阿部絢子『新品みたいに長持ち! お手入れの教科書』(PHPビジュアル実用BOOKS)
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