こっそりのぞいて見たくなる! アメリカ人夫婦のお財布事情
アメリカは女性の社会進出が進んでいて、働くママたちがとても多い国です。共働き文化のアメリカで、夫婦のお財布事情はどうなっているのでしょうか。日本みたいに夫のおこづかい制がありえないのはなぜ? 貯金はしているの? 気になる夫婦のお金事情をリポートします。
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自分で稼いだお金は自分で使い方を決める
日本の主婦なら多くの人がつけている家計簿。アメリカではほとんど聞いたことがありません。共働きが多いアメリカでは、家のローンや光熱費、食費、子どもの教育費と医療費などは二人の収入から支出し、自分のものは自分で支払うパターンが多いようです。
アメリカでは医療保険料や治療したときの医療費はとても高額です。共働きの場合、自分自身の保険費、医療費は自分の収入から払うのが一般的です。
自分で稼いだお金は自分で使い方を決める、という個人主義的な考えがふつうのアメリカ。家計から夫にお小遣い制でお金を渡すというのは夫婦ともに抵抗があるようです。
貯金が好きな日本人のように、家計を切りつめて計画的に貯金をする習慣もあまりありません。もちろん、老後やマイホーム購入のために共同で貯金する夫婦も多くいます。何か目的があって貯金するのならOK。明確な目的がないのに、コツコツ毎月一定額を貯金する家庭はほぼみられません。