もうすぐ秋の運動会シーズンです。子どもたちのがんばる姿が見られることはもちろん、応援にかけつけてくれたおじいちゃんやおばあちゃんたちと、みんなで食べるお弁当タイムは、楽しみのひとつでもあります。
© MaMi - Fotolia.com
運動会は家族みんなが盛り上がるイベントですが、大人数のお弁当を用意するママにとってはちょっぴり大変。毎年、前日から仕込みをして、当日も朝早く起きて…と、けっこうな時間を割きませんか?
そこで、忙しいワーママにおすすめの、「準備はコンパクトに、でもボリュームばっちり」なお弁当のアイデアをご紹介します。
■パンにお好みの具をはさむだけ! セルフサンド&ドッグ弁当
おかずは前日に仕込んだとしても、おにぎりやお稲荷さんといった主食は当日の朝用意するママがほとんどかもしれません。おにぎりなら握るだけ、と思いきや、大人数分を用意するとなると案外時間がかかるもの。
そこでご提案したいのが、セルフスタイルの「サンドイッチ&ドッグ弁当」です。
用意するものは、食パンやロールパン、フランスパンなどの市販のパンと、中にはさむ具材。
食パンならそのままでもよいですし、耳をカットしてもOK。ロールパンやフランスパンは、中央に切り込みをいれれば準備完了。あとは中にはさむ具材を用意して、重箱やタッパー容器に詰めるだけです。
具材は、ウインナーやゆで卵、チーズ、ハム、レタスにトマト、きゅうりといった定番の食材なら、茹でたりカットしたりするだけ。さくっと準備できます。
前日に仕込む余裕があれば、照り焼きチキンや鶏ハム、ミニハンバーグ、から揚げ、コロッケなどもおすすめです。時間がないママなら、お惣菜を上手に活用してももちろんOKです。
育ちざかりのお子さんがいるなら、焼きそばやスパゲティを具材に用意するとボリューム満点に。
きんぴら、切り干し大根の煮物といった和のおかずも、意外とパンにマッチします。おじいちゃんおばあちゃんにも喜ばれそうです。
そのほかにもクリームチーズとフルーツでデザート風、甘辛く味付けしたひき肉とレタス、チーズでタコス風など、アレンジは無限大。
運動会当日は、お重に詰めた具材を、それぞれがお好みでパンにはさむ“セルフスタイル”でどうぞ。ワックスペーパーに包めば、手を汚さずに食べられ、見た目もおしゃれ。
折りたたみ式のミニテーブルがあると、運動会ランチがもっと快適に楽しめます。
■お弁当の新定番? カップに重ねるだけのミルフィーユ弁当
お重におかずを隙間なく詰めるのがちょっぴり苦手… そんなママもいらっしゃるかもしれません。
それなら、いまお弁当女子の間で人気を集めているミルフィーユ弁当はいかがでしょう。
用意するものは、ふたつきのプラスチックカップや透明のタッパーなどの容器。持ち運びを考えると、重ねられてランチバッグなどに収まりのよい四角いタイプがおすすめです。
作り方は、とてもかんたん。豚肉の生姜焼きや鶏のソテー、ハンバーグなどメインのおかずと、ほうれん草のナムルやニンジンのラペ、パプリカ、枝豆、星形の断面がかわいいオクラなどの野菜の副菜を用意しておきます。
これらを前日に準備しておけば、当日はごはんを炊いて、容器にごはん、おかず、ごはん、おかず…と彩りよく重ねていくだけで、できあがり。
中にはさむ具材との相性がよければ、ごはんを酢飯にしたり、細かくきざんだ梅を混ぜこんだりすると、お弁当の傷み防止にもなり一石二鳥。
ミルフィーユ弁当のよいところは、あらかじめ一人分ずつになっているので食べる場所を選ばないところ、そして、野菜たっぷりにすれば栄養バランスもよく、見た目も美しく仕上がるところです。
また、使い捨ての容器を使えば、食べ終わったあとの荷物がコンパクトになるのもおすすめのポイントです。
手間は省き、でも愛情はたっぷり詰め込んだお弁当で、年に1度の運動会を、家族みんなで楽しんでくださいね!
QOL爆上がり! アラサーOLが無印良品で「買ってよかった」と思うアイテム5選