好きになれない人と付き合うための、相手との向き合い方


■原因2.自分に対する「好き」と「自信」のバランスが崩れている

自分のことを「好き」で「自信がある」状態のときは、他人によって心がザワつくことがありません。また、自分が「キライ」で「自信がない」ときにはすべての人が自分よりよく見えるので、ザワつくまでにいたりません。

この「好き」と「自信」のバランスが「何か」によって崩れているとき、その「何か」を持った相手に対して「何となくいけ好かない」という感情を持つことが多いのだと思います。

たとえば、自分が「キライ」だけど「自信はある」とき、人は「もっとできるはず、もっと上を目指せるはず」と良く言えば向上心を持った状態になっています。そこに自分が目指している状態の人が現れたら、それは心がザワつくでしょう。

また、自分が「好き」だけど「自信がない」とき、人は自分が傷つかないようにしようとする防衛本能が強くなります。そういう状態で押しが強かったり自己主張がはっきりした人と会えば、「自分のことを攻撃してくるのでは…」と身構えてしまうでしょう。


■原因3.自分が捨てたいものを相手が持っている

自分が認識している自分の短所や、「こう変えたい」と思っているのになかなか変えることができていないとき、自分と似た短所を持っている相手にザワつきを覚えることがあります。

たとえば、自分は言いたいことがはっきり言えなくて、いつも損な役回りになっているのがイヤだなと思っているとします。そこに、同じように自分の意見を言うことが苦手な人が現れたとしたら…。

気持ちは共感できるので嫌いな感情は持たないのですが、自分のイヤな面を相手に重ねあわせてしまうので、何となく仲良くしづらい相手となることがあります。

もしあなたの周りに、なぜか好きになれない人がいたとしたら…。下記のことを自身の心に問いかけてみてください。

・自分がつくりあげた過剰な期待感を相手に投影していないか
・現在、自分の「好き」と「自信」のバランスはとれているか
・自分が捨てたいと思っているのに捨てきれていないことはないか


自分で自分を縛っているような価値観や思いこみに気づいたり、自分の考え方のクセに対する新しい発見があるかもしれませんよ。


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