いまどきの男性の特徴を表す言葉として「草食系男子」はすっかり定着しましたが、最近では「女子力男子」が話題になっているようです。
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女子力男子とは、スイーツが好き、美容やファッションに対する意識が高いなど、本来、女性の得意分野だったことを女子以上にこなす男性のことなのだとか。
そういえば、ふと周囲を見回すと、「女子力ダンナ」も増えてきているような…。具体例をあげながら、女子力ダンナの扱い方を考えてみます。
■家事スキルの高いダンナたち
キャリア系の知人女性のダンナ・Aさん。非常勤で働きながら、合間に育児、家事をこなし、フルタイムで働く妻をがっちりサポートしています。
言うなれば「主夫」なのですが、周囲に違和感をまったく覚えさせず、当たり前のこととしてスマートに業務をこなしているところに、女子力の高さを感じます。
新婚の友人のダンナ・Bさんは、独身時代はずっと実家暮らし。
結婚してほぼ初めて体験した家事にすっかりハマり、毎日洗濯や掃除に励み、料理の腕をメキメキあげているようです。
とくに、乾いた洗濯物をたたむ作業がお気に入りで、妻の下着まできっちりたたんでクローゼットに収納。あまりにきれいに収納されているため、友人は、自分の下着なのに、見るたびに「えっこれ、誰の!?」とドキッとしてしまうそう。
ダンナ・C(私の夫)は、もともとカフェやスイーツ、料理が好きな女子力男子でしたが、近年は家事だけでは物足りなくなり、趣味として編み物をはじめました。
よくSNSに写真をアップしては、女性たちと「表目と裏目が…」、「パターンが…」と編み物トークを繰りひろげています。もちろん、妻はまったくついていけません。
インターネットで検索してみると、どうも世のなかには、さらに上を行く、さまざまな種類の女子力ダンナが生息しているようです。背景には、共働き家庭が増えていることや、価値観の多様化が進んでいることがあるように思います。