アレやコレやと買い込んでいるつもりはなくても、なぜか増えていく「物」。その一方で、捨てるのはなかなか難しく、気づいたときには家が物であふれていた…なんてケースも珍しくはありません。
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過ごしやすくなったいまの季節は、実は断捨離におすすめ。窓を開け放して気持ちよく片づけることができます。
そこで今回は、「捨てる」&「片づける」のコツを紹介します。
■物を「仕分ける」コツ
部屋を片付けるときには、「要」「不要」の仕分けが重要なポイントとなります。しかし、「使うかもしれない…」という気持ちから、その判断は鈍りがち。そこで1つ、ルールを決めてしまいましょう。
それは、「重複している物は、数を減らす」というルールです。
たとえば、家の中にある「ハサミ」をすべて集めてみると、複数出てくる家庭がほとんどではないでしょうか。その中には、存在を忘れていたハサミもあるはず。このように重複している物は、本当に必要な数だけを厳選して残し、あとは捨てて数を減らしましょう。
「いつか使うかも…」「たくさんあると便利だから」という気持ちから離れて、ルールに従って捨てていくことが大切です。
■「中身が何かわからない」ものは、開けずに捨てる
押し入れを整理していると箱が出てきて、それを開けて中身を確かめているうちに、時間がどんどん過ぎていく…という経験はありませんか? 中身を思い出せないということは、その箱はかなり長い間放置されていたということです。
それだけ放置していて平気だったのなら、その中身はほぼ間違いなく「いらないもの」です。一度中を見てしまえば「執着する気持ち」が湧いてしまいますので、いっそのこと中身を見ずに捨ててしまった方が、片付けの効率は上がります。
私自身、何度かこの方法で中身のわからない箱・ケース・袋をそのまま捨ててきましたが、あとから「捨てなきゃ良かった!」と思ったことは、今のところ一度もありません。