拾ったどんぐりが銀行に預けられる!? クリスマス・オーナメント作りも紹介!
秋になると、公園や林の地面のあちこちにどんぐりが落ちているのを見かけます。子どもたちはどんぐり拾いが大好き。毎年大量に拾ってきたどんぐりに困っているという家庭も多いのでは? そこで、拾ってきたどんぐりの活用法を紹介します。
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■お金の代わりにどんぐりをためることができる銀行
「どんぐり銀行」に貯金するというちょっと驚きのそしてステキな活用方法はご存じですか?
どんぐり銀行は、子どもが参加できる緑化運動の一種で、緑が広がることをおもな目的として地方自治体や民間団体が運営しています。どんぐりを主催団体に預けると通帳が発行され、「円」ではなく「D(どんぐり)」がたまっていきます。翌年には、預けたどんぐりの個数に応じて苗木などと交換できます。
払い戻された苗木は、自分で植えて育てることもできるし、そのまま専門の方に育ててもらうこともできます。この運動では子どもたちが、楽しみながら自然の大切さや森の生態系について学ぶことができます。
どんぐり銀行の取り組みは、香川県や高知県大川村などで行われています。近くにどんぐり銀行がない場合は、郵送で送ることもできます。
また、スタジオジブリのキャラクターグッズの店舗運営を行う民間企業ベネリックが大川村取り組みに賛同。全国にある同社経営のショップ「どんぐり共和国」、「どんぐりガーデン」が、どんぐり銀行の出張窓口として、持参したどんぐりを受けつけてくれます。
どんぐり預金の申し込みや預金方法は、主催する団体や窓口によって異なります。詳しくは、各団体のサイトで確認しましょう。