ウーマンエキサイトのママ読者モデル「ママリーダーズ」のメンバーを紹介します。日々を振り返りながら語る、母として女性としての思いとは?
■ママリーダーズ 鳥巣里奈さん
鳥巣里奈 Rina Toris
新卒で入社したメーカーに12年間勤めたのち、大好きなファッションへの興味を仕事にしようと一念発起。32歳で雑誌『VERY』のファッションライターへと転身を遂げる。
プライベートでは30歳で結婚し、36歳で出産。休日には自由が丘でウィンドウショッピングをしたり、グランツリー武蔵小杉で娘さんとたっぷり遊んでから夕食をとる、という過ごし方がお気に入り。
生年月日: 1979年5月25日
子ども: 娘(2015.9)
居住地: 東京都
興味のあるジャンル: 美容、ファッション
Facebook:
https://www.facebook.com/rina.h.torisu
■すぐに復帰のつもりが「子どもと一緒にいたい気持ち」に変化
新卒入社したメーカーの財務部に12 年間勤務していた鳥巣さん。いい会社だったものの、出産後のロールモデルとなる先輩がおらず、将来展望や仕事のやりがいを見失いかけていたそうです。
「自分に他にできることはないのか」と悩みながら仕事を続けていたある日、愛読していた雑誌『VERY』のライター募集を目にした鳥巣さんは、迷いなく応募。面接を通過し、晴れてファッションライターという仕事に就くことになりました。
最初の3ヶ月ほどは兼業で土日の撮影のみ対応していたものの、旦那様の応援もあり、「今がチャレンジのときかもしれない」と思いきって転職。そのとき鳥巣さんは32歳でした。
それから4年近く、『VERY』のファッションライターとして仕事に没頭。人気誌ということもあり、専属に近い形で企画提案、打ち合わせ、撮影と忙しい日々が続いたそうです。
そして36歳で妊娠。「3ヶ月くらいで復帰したくなるだろう」と思っていたのに、生まれてみるとお子さんへの愛情が募り、育休期間の延長を決意するに至ったのだとか。
子育てをしながら夜中に執筆を続けていたら、ひどく体調を崩してしまった経験もあるという鳥巣さん。お子さんが意思表示できる2~3歳くらいまでは預けずに育てたいと考えており、最近は在宅でできるファッションアドバイスのライター仕事を請け負っているのだとか。「一時保育なども含め、ベストな形を探っています」
■ママになったのが遅い分「好きなことをやりきった満足感」も
落ちついたフラットな心持ちで育児をされている印象の鳥巣さん。いわく「周囲に先にママになった友人が多いので、予備知識をたくさんもらっていたからかもしれません」
夫婦の時間がなくなると聞いていたので、子どもが産まれるまでは「二人だけの時間はもういいね」というくらい楽しみ、仕事に対しても「やりたいことをやりきった」と思えるのだとか。夫婦円満の秘訣をたずねると、「むしろ交際時のほうがけんかは多かったです」と笑顔。今は「なんでも話し合う」ことを心がけているそうです。
最近ハマっているのは、「離乳食づくり」と「ママ友づくり」。地域の乳幼児クラブでママ友と知り合うのが楽しく、有意義な情報交換ができているそうです。
■将来を考え、子どもの「好きなこと」を見つけて伸ばしてあげたい
娘さんへの思いをたずねると、「自分の意見をいえる子に育ってほしい、お利口さんよりは“野生児”なくらいで、のびのびと育ってほしいです(笑)」と鳥巣さん。
ライターに転身するまで「自分が何をしたいか、何を好きなのか」がわからず、大人になってからも長い間悩んでいたご自身の経験から、お子さんには興味のあることに触れる機会をどんどん与えて、得意なことを伸ばしてあげたい、という思いを持っているそうです。
ご自身のファッションの変化をたずねると、好みは変わっていないものの、ママになってから実用性を考えて選ぶ機会が増えたといいます。子どもを温めつつ授乳しやすいロングカーディガンや、屈んでも背中が出ないよう長い丈のトップスをよく着るのだとか。
最近気になっているものは「抱っこひもをして着られる肩周りのゆったりしたコート」「ぺたんこでも厚底のローファー」などなど。「以前ほどは気をつかえていなくて」とはいいつつも、やはりファッションへの強い興味が伺えました。
ママ目線でのファッションアドバイスなども、これからぜひいただきたいですね!
(撮影/ウーマンエキサイト編集部、取材・文/外山ゆひら)
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