連載記事:夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと
夫の葬儀でトラブル! 葬儀社の選び方と費用の目安【夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと 第2回】
■葬儀費用の全国平均は160万円前後
「お葬式って、一体いくらお金がかかるの?」
最近ではネットで料金が表示されていることもあるが、実際のところはどうなのだろう。
「あくまでも参考ですが、
全国の葬儀費用の平均は160万円前後になると思います。
弔問客の人数によっても異なってくるので、例を参考にみていただければと思います」(内藤さん)
●例)東京都渋谷区にある代々幡斎場で葬儀を行った場合
・直葬 : 16万円~
・家族葬 : 10万円~
・30人(うち弔問客10人) : 80万円~
・50人(うち弔問客30人) : 86万円~
出典:『夫が亡くなったときに読むお金の話―あなたの生活を守る届出と手続き』
(内藤浩介/東洋経済新報社)より抜粋
■健康保険から支給される「葬祭費」「埋葬料」
意外と知られていないのが、
「葬祭費(埋葬料)」というものの存在だ。国民健康保険や社会保険から受け取ることができる。
「それほど大きな金額ではありませんが、夫が亡くなったときというのは、
『出ていくお金』が激しい時期。もらえるものは、きちんともらいましょう」(内藤さん)
●葬祭費(埋葬料)の手続き方法と費用
出典:『夫が亡くなったときに読むお金の話―あなたの生活を守る届出と手続き』
(内藤浩介/東洋経済新報社)より抜粋
次回は、夫の銀行預金がどうなってしまうかについて紹介します。「凍結口座と単純承認に注意!」とのことですが、一体どういうことなのでしょうか。
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