ママ友にお金を貸すことに… トラブル回避のコツ【教えて!弁護士先生】


■「あの人、お金を返してくれないの」と愚痴ったら名誉棄損?

たとえ数人であっても、「あの人、お金を返してくれないの」と友人などに話してしまうことは、その場で直接聞いていない人にも伝言ゲームのように知れ渡っていくことになりますので、名誉棄損が成立する可能性があります。とくにママ友間のネットワークが密な場合は、瞬く間にうわさが広まってしまうことも。

また、「返さないと家族に危害を加える」などといって返済を迫ることは、恐喝罪が成立する可能性がありますので、絶対にやめてください。お金を貸したのに返してくれないのであれば、直接本人と話し合いの場をもち、それでも解決できない場合は専門家に頼ることが大事です。


■まずは証拠を残し、トラブルは専門家に相談

たとえ低額のお金を貸し借りするときでも、後々、もめることは多々あります。とくに親しい間柄にあれば、借りた側は「それぐらいいいじゃないの」と思って、借りた認識がないということもあります。

ママ友間で多額の金銭を貸し付けることはあまりないかもしれませんが、低額であったとしても、後でもめないように、貸したことの証拠は残しておきましょう。そして、万が一トラブルになった際は抱え込まず、まずは専門家に相談しましょう。

監修協力:弁護士法人アディーレ法律事務所 (東京弁護士会所属)

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