2017年1月9日 08:00|ウーマンエキサイト

ノロによる家庭内感染を防ぐ! ママがボロボロにならないためには

ノロウィルスの季節。子どもがノロに感染すると、家事や仕事にも影響が出ることから、恐怖におびえるママは多いはず。

ノロのもっとも怖いところは、家庭内感染。とくに看病疲れで免疫力がさがると、今度はママがぶっ倒れてしまうことも。そこで予防法に加えて実際に家族が感染した場合、少しでも家事と看病をラクに乗り切る方法をご紹介します。

目次

・まずは自身の感染を防止しよう
・看病疲れを防ぐポイントは「洗濯対策」
・ノロの季節に常備しておきたいグッズ

ノロによる家庭内感染を防ぐ! ママがボロボロにならないためには

© liza5450 - Fotolia.com



■まずは自身の感染を防止しよう

突然のおう吐! しかもマーライオン並み! それがノロの幕開け。

ギャーッと慌てふためき、何から手をつけていいかわからなくなったら、それはノロとの戦いに負けを認めたことに。「備えあれば憂いなし!」、いまこそママは冷静に動きましょう。
そして子どもを看病するためにもママが倒れるわけにはいきません。まずは自分の感染を防止するようにしましょう。

<ノロウイルスによる感染性胃腸炎のまん延を防止する方法は?>

家庭内や集団で生活している施設においてノロウイルスが発生した場合、そのまん延を防ぐためには、ノロウイルスに感染した人のふん便や吐ぶつからの二次感染、ヒトからヒトへの直接感染、飛沫感染を予防する必要があります。

吐しゃ物やオムツを素手で触るのは厳禁です。処理の際は手袋をしましょう。薄手の使い捨て手袋が便利です。そして、ノロウィルスは空気感染するといわれていますので、家の中でもマスクを着用。手洗いは泡でしっかりと。
吐いた場所の消毒はもちろん、忘れがちなドアノブの消毒も早めに済ませましょう。

なお消毒は、「塩素消毒液」を使用します。これらは市販でも売っていますし、また自宅にある次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

■看病疲れを防ぐポイントは「洗濯対策」

ノロはまさに洗濯地獄。塩素系漂白剤を使って消毒するのもよいですが、色落ちして使えなくなることもあります。このためあらかじめ「ノロ用の古着」を用意し、どんどん捨ててしまうという方法もアリです。捨てるときには、ビニール袋に密閉を。

ソファや布団の上に直接吐かれると処理が大変なので、古いバスタオルも一緒に用意しておきましょう。
古着同様、捨てても惜しくないものをあらかじめ敷いておきます。

洗濯での体力・精神ダメージは意外と大きいので、家族全員で共倒れしないためにもこの対策はおすすめです。

■ノロの季節に常備しておきたいグッズ

●食事対策
料理は最低限の労力で済ませるのが得策です。レンチンできる白飯とレトルトのカレー、パスタの麺とレトルトのソースを家族分用意しておきましょう。これで最悪でも2食はしのげます。

それから水分補給用のスポーツドリンク、エネルギー補給用のゼリーなどもあるとベストです。ノロウィルスにかかった子どもの食事は、医者の指示にしたがいましょう。

●消毒対策
ノロウイルスには、塩素系消毒剤である次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効とされています。
このため家庭内感染を防ぐために、塩素系消毒剤(塩素系漂白剤で代用可能)を常備しておきましょう。

実際に使用するときには、原液を薄めて使うため、100均などで購入できる携帯用スプレーボトルをあらかじめ用意しておくと便利です。この消毒剤を汚れ物やオムツ、ごみ袋などにも念のためスプレーしておくと二次感染の防止につながるといわれています。なお塩素系消毒剤を使用する際には、よく使用上の注意を確認のうえ、使用ください。

ノロは突然襲ってきます。平穏なうちに対策を打ち、万一に備えてくださいね!

<参考サイト>
・厚生労働省「ノロウィルスに関するQ&A

・厚生労働省「ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット(PDF[3,260KB])」

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