もしもの災害に備える赤ちゃんのための防災グッズリスト
■おむつカバーとして使える「レジ袋」
レジ袋などの持ち手がついたビニール袋とタオルがあれば、簡易おむつを作ることができます。
防災バッグに入れておいたおむつでは足りない! というときに備えて、赤ちゃんがいる家庭では多めにビニール袋とタオルを準備しておきましょう。作るときにはハサミやカッターが必要になるので、こちらも忘れずに。
<作り方>
1、ビニール袋の底部分をつなげたまま両サイドを切って縦長に開く
2、ビニール袋の中央にタオルを置いて、そこに赤ちゃんのおしりをのせる
3、切り離した袋の取っ手部分をおなかの横のところで結ぶ
これで簡易おむつとして使用できます。いざというときに実践できるよう、練習しておくといいですね。
■万が一の避難生活に備えて…
災害時の赤ちゃんのストレスを少しでも軽減できるように、防災バッグにはオモチャも入れておくと良いでしょう。
ただし、避難先で周囲に迷惑がかからないように、できるだけ音が出るおもちゃは避けましょう。防災バッグに入れていても邪魔にならないサイズのものを選んで。落としても音がしたり壊れたりしない布製のものが最適です。
■パパ、ママのための防災グッズ
パパ、ママに必要な基本的なアイテムは次のとおりです。
・貴重品(現金、通帳類・保険証・身分証明書のコピー、近親者の連絡先メモなど。現金は札だけでなく、小銭も準備しておく)
・懐中電灯(予備電池もセットで)
・携帯ラジオ(予備電池もセットで)
・非常食(カンパンなどの調理が不要なもの)
・飲料水(1人あたり1リットル程度)
・救急セット(絆創こう、消毒液、痛み止め、風邪薬、服用中の薬、マスクなど)
・着替え(数枚準備して、圧縮袋などでコンパクトにしておく)
・タオル
・ティッシュ、トイレットペーパー
・携帯トイレ
・雨具(レインコート)
・ライター、チャッカマン
・ハサミ、カッターナイフ
・軍手
・ビニール袋
・ビニールシート
・生理用品、化粧品など、女性に必要なもの
防災バッグを使うような状況にならないことが一番ですが、災害はいつどこで起こるかわかりません。また、いまは乳児がいなくても、災害が起きたときに新しい命が誕生していることも考えられます。
赤ちゃんを連れて避難する場合も想定して、あらためて防災バッグの中身を見直してみてはいかがでしょうか?