■4.食器棚の扉が、揺れで開くことはないか
特に開き戸タイプの食器棚は、地震の揺れで扉が開いて中身が飛び出しやすいため、扉ストッパーを付けておきましょう。また、ガラス扉は割れると危険ですので、飛散防止フィルムを貼っておくと安心です。
■5.つり下げ式照明は十分補強されているか
近年人気のペンダントライト、シャンデリアといったつり下げ式の照明も注意が必要。ダイニングキッチンにつり下げ式照明を使用している家庭も多いと思いますので、チェックしておきましょう。
つり下げ式の照明は揺れで落下しやすく、大きく揺れて周囲のガラスなどを割ってしまう可能性も。チェーンなどを取り付けて、大きく揺れないように、また揺れても落下しにくいように補強しておくと安心です。
■6.食器は滑りにくい&割れにくい状態で収納できているか
棚に直接食器を置いていると滑ったり倒れたりしやすいため、滑り止めマットを敷いたり、重い食器はなるべく下の方に収納したりする工夫を。また、ある程度の深さと重さのあるケースを準備し、その中に食器を入れてから収納しておくと、落下防止につながります。
地震時には、落下して割れた食器類で負傷する人が非常に多いそうです。万が一に備えて、キッチンのそばにスリッパを多めに用意しておくと安心です。
地震が起きたら、身を守ることが最優先。食器や家具・家電などに気を取られている時間はありません。
「備えあれば患いなし」
この言葉をあらためてかみしめて、家族の大切な「食」を支えるキッチンの地震対策を徹底したいですね。
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