■子どもが持ち運ぶのもラクラク!「バッグ型」
もうひとつ、
紙コップを使ったかわいい包み方が「バッグ型」。紙コップの口を折り重ねて、両端にヒモを通し、小さなバッグにしたものです。ヒモ付きなので子どもが持ち運びやすいのもポイント。クラフトのコップなら大人っぽい雰囲気に仕上がります。
1.紙コップのくるんとした部分をのばす。
2.紙の合わせ目が中央にくるようにして、やさしくつぶす。
3.上から1cmのところに折り目をつける。表側が上になるよう折り重ねる。
4.両サイドの耳に千枚通しで穴を開け、ヒモを通して結んでとめる。
紙コップやヒモの素材の組み合わせによって、いろいろな雰囲気が楽しめます。
■ヒモ、ラベル、ハトメパンチでオシャレ度アップ!
どのラッピングも、ヒモやラベル、ハトメパンチなどを活用して飾りつけをすると、さらにオシャレになります。
海外のレシートやかわいいお菓子のパッケージがあれば、
好みの大きさにコピーするだけで、オリジナルラベルに早変わり。
コピーするとき、シールタイプの用紙を使うと、そのまま貼りつけられて簡単です。
穴を補強するための金具“ハトメ”をつける道具
「ハトメパンチ」もあるとうれしいアイテムです。ハトメ自体がオシャレなアクセントになるし、穴にヒモを通して持ち手をつけるのにも便利。ヒモは
コットンや麻、紙など素材もさまざま。大きさや幅、色で印象も変わります。
2冊の書籍にはほかにもバレンタインに活用できそうなラッピングアイデアがいっぱい。材料はどれも身近にあるものばかりなので、お子さんと一緒に本を見ながら、どんなラッピングにしようか考えるのも楽しいですね。
<書籍紹介>
『エコ・ラッピング』(大和書房/1200円+税)
おうちに眠っている紙袋やレースペーパーがかわいいラッピング・グッズに大変身。
身近な素材、100円ショップの素材を使った、新しくて、かわいく、お財布にもやさしいラッピングアイデア帖。
『もっとエコ・ラッピング』(大和書房/1400円+税)
『エコ・ラッピング』の待望の第2弾。封筒、紙袋、紙コップ、紙皿、食品パックなどを活用したラッピングアイデアや便利アイテムの紹介など盛りだくさんな内容。
著者プロフィール
正林恵理子(しょうばやし・えりこ)さん
包装作家、助産師。お菓子づくりを学ぶためパリで1年暮らす。帰国後、自作のお菓子をいかにかわいく、お金をかけずにラッピングするかを追求するようになる。NHKまる得マガジン「リユースでおしゃれなラッピング」講師、NHK「あさイチ」出演。
バレンタイン2017 ~子どもと一緒に手作り大作戦~