2017年2月19日 08:00|ウーマンエキサイト

面倒な相手に気持ちを伝えたい! そんなときに使える4フレーズ

自分の思っていることをストレートに口に出せたら楽ですが、人間関係はそれほど単純ではありません。でも言いたいことを我慢してばかりでは、ストレスがたまる一方だし、気持ちを言葉にして、きちんと相手に伝えないといけないときもあります。

そんなときに役立つのが、「やんわり=ソフト」なコミュニケーション。言いたいことがもっと伝えることができるようになるかもしれません。

目次

・「このあとの予定は?」
・「そうですね、ただ…」
・「そうですね、だから…」
・「私は…」「お互いに」

面倒な相手に気持ちを伝えたい! そんなときに使える4フレーズ

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■「このあとの予定は?」

「そろそろ家事をしたいけど、遊びに来ているママ友がまだ帰りそうもない…」

こんな経験はありませんか? ここで「ごめん、もう帰って」とはなかなか言い出しにくいもの。結局、ママ友が帰ると言い出すまで、時間を気にしながらつきあってしまうケースも多いのではないでしょうか。
<おすすめのフレーズ>
「●時か…。このあとの予定は?」

このようにさりげなく相手の予定を問うと、たいていの人は察してくれるはずです。
この言い方なら失礼にあたることもないですし、「ごめん、もう帰って」よりは言い出しやすいと思います。

■「そうですね、ただ…」

営業マンのセールストークなどで使われる話し方に、「イエス・バット法」というものがあります。

これは、いきなり相手の言い分を否定するのではなく、まずは相手の意見を一度認めてから自分の意見を述べるという方法。相手が「否定された」と強く感じるのを、防ぐ効果が期待できます。
ママ友「私はAさんが悪いと思うわ! あなたもそう思うでしょ?」
自分「でも、Aさんは悪気があったわけじゃないんですよね?」

これでは、相手によっては「あなた、Aさんの味方をするの!?」なんて展開になってしまう可能性も。そこで、「イエス・バット法」を使うと、以下のようになります。
<「イエス・バット法」を使ったフレーズ>
ママ友「私はAさんが悪いと思うわ! あなたもそう思うでしょ?」
自分「そうですね、ただAさんは悪気があったわけじゃないんですよね?」

ほんの少しの違いですが、相手が受ける印象はずいぶん変わるはず。一度相手の言い分を受け入れながらも、自分の意見を伝えることができます。


ただし相手が悪口を言ってきた場合には、「そうですね」と肯定してしまうと、なた自身も悪口を言っていると思われてしまいますので要注意です。

■「そうですね、だから…」

「イエス・バット法」とよく似た言い方で、「イエス・アンド法」というものも。これも、一度相手の言い分を受け入れてから、それにつけ加えるようにこちらの意見を伝える方法です。
ママ友「あなたが今度のママ会に選んだカフェ、ちょっと値段が高くない?」
自分「でも個室が広くて、ゆったり過ごせると思いますよ」

これを、「イエス・アンド法」に変えてみましょう。
<「イエス・アンド法」を使ったフレーズ>
ママ友「あなたが今度のママ会に選んだカフェ、ちょっと値段が高くない?」
自分「そうですね、私も値段は気になりました。だから、その分個室が広くて、ゆったり過ごせると思いますよ」

相手の意見に同意し、それに自分の意見をつけ加える形になっているため、全体的に「否定している」という印象が薄くなったと思いませんか? そして、「お店を変える気はないよ」ということも、やんわりと伝えられています。


■「私は…」「お互いに」

人にミスを指摘したり、注意したりするのは難しいものです。「気をつけてくださいね」と直球で言えたら楽ですが、「上から目線で、何よ偉そうに!」と思われても困ります。

そこでおすすめしたいのが、指摘・注意したい内容を自分のこととして伝える方法です。

たとえば、LINEでの連絡事項に対していつも返事を忘れてしまうママ友に「返事が必要な場合は、ちゃんと返してくれないと困る!」と伝えたい場合は、次のような言い方に置き換えることができます。
<おすすめのフレーズ>
「あとで…と思うと、つい忘れちゃうから。私は返事が必要なLINEには、とにかくすぐ返事をするように気をつけているの」

「あとで…と思うと、つい忘れちゃうよね。お互いに気をつけようね」

「私は」「お互い」と言うことで、指摘・注意という印象がやわらぎます。なかには、このようにやんわり言っても伝わらない人がいるかもしれませんが、最初の一手として試してみて損はありません。


こうしたやり取りに「なんだか面倒だな…」と感じた人もいるでしょう。たしかに、こんな風に回りくどく、やんわりと伝えるのは面倒かもしれません。

しかし言い方の工夫は、言いたいことを我慢してばかりにならないための知恵。そして、相手への思いやりでもあります。

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