謝り方で人間関係が変わる! 上司・友達が許したくなる謝り方3選
悪いことをしたら、謝る。
これは、人としてとても大切で、当たり前のこと。自分の子どもに、そう教えている人は多いでしょう。それでは、私たち大人はどうでしょうか? きちんと謝ることができていますか?
子どもなら「ごめんなさい」の一言で済むかもしれません。しかし、大人の場合はもう少し複雑。
例えば、「すみません」は謝罪のときによく使われる言葉。お礼やお願いごとに使うこともあり便利ですが、その反面、言葉の意味が曖昧になりがち。そのため、謝罪のときはやはりストレートに謝意を伝えることができる
「申し訳ございません」や
「ごめんなさい」が適していると言えるでしょう。
失礼な謝罪で逆効果…なんてことにならないよう、大人の「謝り方」のコツを3つご紹介します。
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■1. 自分から謝ることが大事
誰かに迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりしたときは、謝らないといけません。このとき、「迷惑だ」「不快だ」と感じているのは誰か? それは自分ではなく、相手です。
相手が「迷惑だ」「不快だ」と感じているなら、こちらから謝罪するのが大人のマナーです。
ときには、謝罪すべきだとわかっていても、本音では「相手も悪いのに…」という場面もあると思います。それでも、「向こうが先に謝るべきでしょ!」なんて思わずに、こちらから謝ることを心がけましょう。
先手を打って謝ることも、謝罪の大事なマナーのひとつです。
■2. 謝罪は「間髪入れず」! ただし、タイミングには要注意
悪いことをしたと思ったものの、それから時間が経ってしまい謝りにくくなる…というケースは多いものです。「何と言って謝れば良いのか?」などとアレコレ悩んでいるうちに、ついに言い出せなくなってしまうことも。
そのため、謝罪は
「間髪入れず」が基本。できるだけ早く、タイミングを逃さずに謝るのがコツです。
ただし、夜遅く・朝早くなど、相手の迷惑になりそうな時間は避けること。また、謝罪のために電話・訪問したいときは、まず相手の都合をたずねることも忘れないようにしましょう。
■3. メールでの謝罪は相手・状況をよく考えて
とにかく謝罪の気持ちを、今すぐに伝えたい…というとき、メールはとても便利なツールです。しかし、相手・状況によっては「メールで済ませるつもり?」と、かえって怒らせてしまうことも。
本当に謝罪の気持ちを伝えたいなら、やはり
電話で話す、または
直接会って話すという方法をおすすめします。
ただ、すぐに電話で話したり、直接会ったりするのが難しい場合は、まずメールを送るという方法も効果的。まずは謝罪の言葉を記し、その上で「電話で(または会って)話をしたいので、都合の良い日時を教えてほしい」とたずねることで、「きちんと謝罪したい」という気持ちを伝えることができます。
また、電話や対面で謝罪したあとに、そのフォローとしてメールを送るのもおすすめ。
「忙しいのに、時間を割いてくれてありがとう」と感謝の言葉も添えると、より気持ちが伝わるはずです。
人間関係を築くのは大変ですが、壊すのは意外と簡単です。きちんと謝罪できなかったことが原因で、人間関係が壊れてしまうこともあるでしょう。
仕事ではもちろん、プライベートでも、「きちんと謝罪できるかどうか」はとても大切。
ひとりの大人として恥ずかしくないように、そして子どもにきちんと「ごめんなさい」を教えるためにも、謝罪のマナーをしっかりマスターしておきたいものです。
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