ほのぼの!レンタサイクルで春爛漫の茨城を散策「つくば霞ヶ浦りんりんロード」
■湖の景色を楽しむなら、霞ヶ浦ルート!
もうひとつのコースは、日本第2位の湖をめぐる霞ヶ浦ルート。涼しい湖畔の風をうけながらのサイクリングは、これからの季節にぴったりです。
霞ヶ浦大橋を渡るのも気持ちがいい
一周すると140kmもあるので、どこか一部を走るのが一般的です。ファミリーにおすすめなのは、霞ヶ浦西側にあるかすみがうら市周辺。湖畔には、水族館や展望台もある歩崎公園があります。
■霞ヶ浦ルートのおすすめ立ち寄りスポット
霞ヶ浦ルートを走るなら、ランチにぜひ立ち寄りたいのが、歩崎公園内にある「かすみキッチン」です。
かすみキッチン
“地産地消×ヘルシー”をコンセプトにした、かすみがうら市の産品を生かしたメニューを味わえるレストランです。
内装には、廃校になった小学校の備品を使っていて、やさしい雰囲気。ソファ席もあり、ファミリーも快適。オムライスやカレー、ナポリタンなどのキッズメニューもあります。
蓮根豚ハンバーグ(1200円)
■サイクリングを楽しむヒント
コースを決める目安としては、大人なら時速15km前後。一日で60kmくらいは余裕で走れるそうです。ファミリーなら、お子さんの年齢や体力にあわせて走る場所を決めるといいですね。現地でもらえるマップには、いろいろなコースが紹介されているので参考になります。
持ち物は、急な天候の変化に備えて、
カッパがあると安心。子連れなら、着替えやタオル、飲み物なども用意しておきましょう。貸自転車にはカゴがないので荷物は
ショルダーバッグやボディバッグ、リュックサックなどにまとめると、走るときにじゃまになりません。
サイクリングコース周辺には、トイレの利用や雨宿り、空気入れや工具が使える自転車サポートステーションが約200カ所もあるので安心。
ところで、サイクリングは最近外国人にも人気ですが、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」では、一部区間の道路標示に日本語・英語・タイ語・中国語・韓国語の多言語表記もありました。茨城空港も近く、成田空港からのアクセスもよいので、今後外国人旅行者も増えそう。多言語表記の対応区間もこれからもっと増やしていくようです。
■サイクリング以外の楽しみも多彩
茨城は首都圏なら日帰りでも行けますが、ファミリーで行くなら、のんびり泊まりの旅もおすすめ。サイクリング以外のお楽しみもいろいろあります。
●つくば市ふれあいの里
そば打ち体験施設使用料大人310円(材料費1人前500円)
自然を活用した施設です。キャンプ場やコテージ、バーベキュー施設があり、そば打ち体験も楽しめます。私も初めてやってみましたが、自分で打ったそばの味は格別。子どもも遊び感覚で楽しめそうです。
●フルーツ狩り
いちご狩りは3月の平日は一般1300円で30分食べ放題(季節、曜日によって変更)
茨城はフルーツ王国。なかでもメロンは、栽培面積・生産量ともに日本一。また、いちごの名産地でもあります。今回は旬のいちご狩りを体験するため、鉾田市の深作農園へ。同農園ではいちごは12月上旬~5月上旬、メロンは5月中旬~10月中旬がシーズンです。
サイクリングは風の音や草木や花のにおいなど、
自然がダイレクトに感じられるのが魅力。気になる景色があれば、好きなところで停まって写真も撮れるし、疲れたら適当に休めるので、子連れでも気持ちに余裕が生まれるでしょう。
茨城は首都圏からのアクセスもよく、東京・秋葉原駅からつくば駅、上野駅から土浦駅は、いずれも最短45分。気軽に行けて豊かな自然にいやされる
茨城サイクリング。週末のリフレッシュにもおすすめです。
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