こんな痛みが待ってたなんて…。妊娠中よりキツイ産後の「●●」
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出産を終え、子育てにおわれる毎日が始まると、十分な休息がとれず、なにかしらの
不調がでてくる人も少なくありません。育児では、これまでにしたことがなかった姿勢を多くとることがあり、体に負荷をかけてしまうこともあります。そこで今回は、アンケート調査結果をもとに、産後から悩む不調について紹介します。
■出産前になかった不調とは
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第一三共ヘルスケア株式会社がおこなった0~2歳の子どもを持つ女性を対象とした
『“子育てママ”の全国実態調査』によると、なんと
「産後の方が大変」と答えた人は58%、妊娠中、産後どちらも大変と答えたママを含めると、88%が産後はキツイと答えているといいます。
なかでも出産前は感じていなかった体の不調に
「腰痛」をあげる人がもっとも多いことがわかりました。
『“子育てママ”の全国実態調査』第一三共ヘルスケア
子育て中のママの
69%が腰痛持ちであることも判明! とくに0歳児のママでは75%と高いパーセンテージを記録しています。
『“子育てママ”の全国実態調査』第一三共ヘルスケア
授乳による不眠や骨盤周りのトラブルをおさえ、悩みトップにランクインした腰痛。この腰痛は、子育て中のママにとって切り離せない体調不良であり、その対策についても真剣に考えたい問題です。
■発症するのは、ママの年齢を問わない!?
腰痛と聞くと、年齢が上のママに発症するイメージがありますが「0歳児のママの年齢別 腰痛の有無」によればどんな年代でも「腰痛あり」の数字にほとんど変化はありません。
『“子育てママ”の全国実態調査』第一三共ヘルスケア
このことから、子育て中は
子どもを産んだ年齢に関係なく、腰の痛みを感じるママが多いことが伺えます。
■この痛みをやわらげるには
子育ては毎日続くものだから、痛みはなるべく解消したいもの。わが家の場合、腰痛は
ストレッチでやわらぐことが多かったです。数分程度のストレッチでも体のコリがほぐれるので、痛みの発症をおさえられているような気がしました。
またママ友さんによっては、
腰用サポーターをした人、
骨盤ベルトを試した人、さらに赤ちゃん連れOKの
マッサージに通った人も。まわりのママさんたちもいろいろな工夫で腰痛を解消しようと努力しているようです。
ただ腰痛にはさまざまなタイプがあり、処置方法も異なる場合があります。痛みがあるときは、まずはお医者さんに診察してもらいましょう。
■いまこそ「パパを育てる」タイミング
また、腰痛だからこそ積極的に行いたいことがあります。
それが
「夫の育成」。普段は子どもの抱っこやオムツ替えなど、育児に関することを遠慮しているママもいるかもしれません。
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でも腰痛のときこそ、夫が育児に積極的に参加するチャンスととらえてみませんか? 「腰がすごく痛いから、食器洗いしてもらえる?」「かがむことがつらいから、オムツ替えお願い!」など、腰痛を理由に日常的なヘルプを頼んでみましょう。
普段は遠慮しているけれど、いまは切実に痛いのだから仕方ない! 腰痛を機に、
「できる夫」を育ててみるのもいいかもしれませんね。
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