はじめは「白」と言っていたものを、相手を見たり情勢が変わると「黒」と言ってみたりということ。
上司や先輩が言うことを変えてしまうと、ついてきた人間は、一気に相手への信頼をなくしてしまうということなんだ。
おたがいに育ててきた信頼をなくしては、仕事はとても寂しく、厳しいものとなってしまう。
だから、部下や後輩に対しては、今日「白」と言ったなら、明日も「白」。
色が変わっちゃダメなんです。
これは、トラブル処理のときだけに限らず、日ごろから、心に置いておかなくてはならないこと。
上の者が自分の保身のために説明もなく、一貫性をなくすというのは、最悪だ。
もちろん、さまざまな事情で違うことを言わなくちゃならないときもあると思う。
そのときは、なぜ変えなくてはならないのか、あるいは、変わることが最善の方法なんだということを、腹を割って話さなくてはいけない。
もし、あなたが先輩や上司で、年下の仕事仲間のことを思うなら、自分も楽しく仕事していきたいなら、一貫性をなくさないよう気をつけることをおすすめしたい。
次回も、いろいろな相談から、そして私の体験から感じたことについて話したいな。
ぜひ、読んでください。
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