几帳面で理屈っぽい、こだわりが強くてマイペース…。これは世間でよく言われる
「理系男子」の特徴です。
夫が理系か文系か、それは結婚前からわかっていることですが、結婚後に「理系らしさ」が炸裂して、その扱いに困ってしまったというママも。特徴を理解して
「トリセツ」を作り、攻略していきましょう!
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■「家事分担したい。理系夫を納得させるには」(34歳・理系教師の妻)
「うちは共働きなので家事を分担したいと夫に提案したのですが、却下されてしまいました。理由を求められて『私だって働いてるし大変なの』といっても、それは
合理性に欠けるといわれて…。理解してくれないショックで泣いてしまったのですが、その姿を見ても夫は『それで?』という感じで冷たいんですよ。
でも、仕事でミスをしたときに、帰宅後、夫の前で泣いてしまったら、ただうろたえるだけなんです。
その姿を見て、『この人は冷たいのではなく、どうていいかわからないだけなんだ』と思いました。男性、とくに理系には感情論が通じないというけれど、それはただ泣いているだけの相手を
理解できないからなのかもしれません」(34歳・理系教師の妻)
これがわかってからは、お願いしたいことを論理的に考え、夫にプレゼンするようにしたそう。
帰宅後に食事の支度がすぐできないのは仕事と家事で疲れているから、お互いにすぐ夕食をとれるようにするには、あなたにも家事を手伝ってほしい。そのことで互いのきずながうまれ、快適度もアップするからよりよい生活を送れる…。
ここまで言わないと理解してもらえないのは面倒ですが、何かをしてほしいと思うのなら相手に合わせるしかない!?
順序立てて淡々と話すのがいいかもしれません。
■「子どもにも無表情。無感情に見えるけど実は…」(34歳・専門職の妻)
「ふだんはそっけなくても、赤ちゃんにはメロメロになる男性は多いですよね。うちの夫もそうなることを期待していたのですが、子どもを抱っこしても
無表情。
ニコリとも笑わないんですよ。
私には笑顔だし、実家では犬をかわいがっていたので、子どもが嫌いなのかとも思いましたが、聞いてみると
『扱い方がわからない』といわれて。赤ちゃんと接することが初めての夫は、動物とは違う『かわいい』という感情をどう表現すればいいのかわからなかったそうです」(34歳・専門職の妻)
夫なりに子どもに対して愛情をもって接しているのに、
「愛が足りない」と決めつけるのはかわいそうですよね。それならもっとわかりやすく示してほしいけれど、感情表現は人それぞれ。
この理系夫の場合は、おしりがかぶれないようにお尻拭きシートの素材などにもこだわり、自分なりにやり方を調べてオムツ交換をしているのだとか。そのときに小声で「きれいにするからね」とささやいたりもするようです。こうした細かい言動や表情もチェックしてみましょう。
■「家事に無関心な夫は趣味から巻き込む!」(41歳・研究職の妻)
「うちの夫は研究が大好きで、趣味が仕事になったようなタイプ。
気づくと家でも仕事をしてしまうので、
家庭にも興味をもってもらえるように誘導しました。子どもを巻き込むことで団らんは守れたのですが、
家事にはまったく無関心です。
そこで私は、夫の興味のありそうな分野から声をかけてみました。化学製品の研究をしている夫に、どの洗剤がいいか教えてもらうことにしたんです。すると、成分だけでなく溶け方などに関心をもったので、そこから温度調整などをして効率的に家事を行う方法を研究してもらいました。
その結果、洗濯だけでなく食器洗いなどにも興味をもち、自分から行うように。『最近の洗剤はいろんな種類があっておもしろい』と、新商品を見つけては買ってくるのは困りますが…」(41歳・研究職の妻)
夫の好きなことをきっかけにするのは、とてもいい方法ですね。
好きなことには一直線、というタイプは多いですから、うまく誘導してみましょう。
「理系」といっても個性はバラバラですが、こうしたステレオタイプの性格の男性は少なくありません。気難しそうに見えるけど、トリセツさえあれば意外と扱いやすかったりして?
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