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野菜を摂取するだけでなく、おもてなしメニューとしても活躍するのが「サラダ」です。野菜を切ってドレッシングをかければできあがり! …ではあるけれど意外と難しいのが
「盛り付け」なのです。
なかなかうまくできず、ワンパターン化してしまうという悩みも…。シンプルだからこそ見た目が大事なサラダ、ママたちはどのように工夫しているのでしょうか? みんなの盛り付け術を聞いてみました。
■基本の盛り付け方を覚える
筆者が飲食店でアルバイトをしていた頃、サラダの盛り付けを担当したことがあります。その店のサラダはシンプルなものでしたが、最初はうまく盛り付けられませんでした。
このとき教わった盛り付けのコツは、いまでも役に立っています。まさに基本ともいえる方法なので、覚えておいて損はないでしょう。
簡単な作り方とともにご紹介します。
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<材料>
・サニーレタス
・レタス
・オニオンスライス
・ミニトマト
・キュウリ
・コーン(缶詰)
・好みのドレッシング
<作り方>
1.サニーレタスを繊維にそって割き、容器に合わせて放射状に並べる。ひらひらの部分が少しはみでるようにすると◎。幅3~5cm程度に割くと、取り分けはもちろん、食べやすくなる。
2.レタスを食べやすいサイズにちぎり、こんもりと盛り付ける。高さを出したいときは、山を作るイメージで盛り付けること。
3.オニオンスライスを2の上に1枚ずつ並べる。下のレタスが隠れる程度に。
4.キュウリの薄切りを3の上に並べる。オニオンがすべて隠れない程度が目安。さらにその上からコーンを振りかけるようにのせていく。
5.半分にカットしたプチトマトを並べる。丸いお皿なら、8等分になるあたりに断面を上にして置くとよい。
レタスを2種類使うことで、高さと広がりを出すことができます。また、ここでは包丁を使わないので、子どもにお手伝いしてもらうことも可能です。
本当にシンプルなのですが、緑、赤、白、黄色とカラフルなので、食卓に彩をプラスできます。
サニーレタス+レタスの土台を作っておけば、トッピングは自由にアレンジ可能です。
■盛り付け上手なママたちに、コツを聞いてみた!
ホームパーティでは、お店顔負けの盛り付け上手なママもいます。そのコツを教えてもらいました。
・「具材の大きさを揃えるのがポイント。すべてピーラーで薄くしてもいいし、トマト、チーズ、キュウリをさいの目にするだけで、おしゃれ感を演出できます。はやりのチョップドサラダのような感じですね」(37歳・小学1年生のママ)
・「ポテサラ、タマゴサラダのようなマヨネーズがからんだものは、マルを意識して盛り付けます。うちではディッシャーを使いますが、スプーンが2本あればきれいなマルを簡単に作ることができますよ。大皿にボンとあるよりも、小皿にちょこっとあるほうがおしゃれですが、色味が足りないのでパセリを添えたりします」(38歳・小学1年生のママ)
・「赤・黄・緑の3色を意識して具材を選んでいます。
赤はトマトやパプリカ、黄色はコーン、カボチャ、緑は葉物とキュウリ、アボカドなど。これだけで彩りがよくなるし、野菜は何を組み合わせても失敗しにくいので、色だけで選んでも大丈夫では?」(40歳・小学3年生のママ)
・「アボカドやトマトを容器にしています。アボカドなら皮を残して、さいの目にカットした中身を戻すだけでおしゃれに。トマトも同様に中身をくりぬき、チーズなどと一緒に合わせたり、ポテサラを入れたりしています」(33歳・小学5年生のママ)
・「お皿を変えるだけでもおしゃれ感がアップ! 木目調のサラダボウルはどんなインテリアにも合わせやすくてオススメ」(32歳・4歳児のママ)
難しいテクは不要! ちょっとした工夫をするだけで、おしゃれな一品に変身しますね。
食卓にきれいなサラダがあると、それだけでグッと華やかなイメージを演出できます。ホームパーティのときにも役立つし、コツを覚えておくと便利です。
藤井蒼(OFFICE-SANGA)
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